寄稿・投稿

富士登山とトレッキング
たつひとの富士山 その25:2025年 四年目の富士登山

 2022年からはじめた富士登山,四年連続四回目の富士登山になります。昨年から山梨県側で始まった入山料徴収は,今年は静岡県側の三つの登山道でも行われることになりました。入山あたり4000円で,事前にネットでクイズ形式の勉 […]

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卒50年の記念品
2025年度 ~卒業50周年 記念品~

2025年の総会は 対面とオンラインのハイブリッド形式で6/21に実施され、卒業50周年を迎えた会員のうち、受領を希望した12名(うち総会出席者は8名)の方に、益子在住の陶芸家・村田浩さん(1967年 無機材料工学科 卒 […]

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豊橋さんぽ
豊橋さんぽ(No.19 真夏の散歩コース)

 既に先月から猛烈な暑さが続いていましたが、7月に入ってますます暑さが増してきました。今年は太平洋高気圧が例年よりも強いため、東海地方も昨年以上に猛暑に見舞われています。(昨日、今日の予報では高気圧の縁を回って吹き込む西 […]

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歴史と史跡とエトセトラ
北里柴三郎と伝染病研究所の跡地を辿る

北里柴三郎は1871年に古城医学所 (1872年に改称して熊本医学校) に入学してオランダ人医師マンスフェルト (Constant Mansveldt) に学び,1875年に東京医学校 (現在の東京大学医学部) に進学し […]

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歴史と史跡とエトセトラ
高輪界隈を巡って辿る赤穂浪士の足跡

1748年に人形浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵が上演された.忠臣蔵は赤穂事件を題材にした物語だ.赤穂浪士の討ち入りは武士のみならず町人まで賞賛するところとなり,事件後,さまざまな芝居がつくられた.仮名手本忠臣蔵は大当たりとなって […]

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歴史と史跡とエトセトラ
元麻布の善福寺と高輪の東禅寺で想いを馳せる

幕末の尊王攘夷の思想は討幕運動に結実した.尊王攘夷で横行したのは弾圧と暗殺だが,倒幕運動は内戦ないしは革命である.弾圧であれ,暗殺であれ,戦闘であれ,現実にはそのなかで行われるのは人殺しだ. 1858年に日米修好通商条約 […]

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豊橋さんぽ
豊橋さんぽ(No.18 東海道以外の街道)

 前回の豊橋さんぽでは、毎日散歩しているコースに江戸時代の東海道が含まれていることから、東海道五十三次の宿場である吉田宿について紹介しました。当時、吉田宿周辺には東海道以外にも4つほどの街道があったので、今回はそれらにつ […]

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Sunday Essay
壮士演歌とその系譜

戊辰戦争によって幕府が消滅して明治政府が成立したが,すぐに新政府の組織が発足したのではなかった.1869年の版籍奉還そして1871年の廃藩置県によって藩も消滅したのだが,新たな政治体制の構築には岩倉使節団による欧米諸国の […]

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埼玉短信
蔵前の東京高等工業学校跡地を探して

埼玉短信の範囲から足をちょっと伸ばした報告で、お許しください。  東工大に学生として9年間、職員として40年間、併せて49年も在籍しておりながら、蔵前の東京職工学校のあったところを一度も見た事が無かった。2025年6月、 […]

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富士登山とトレッキング
たつひとの富士山 その24:大山トレッキング

 5月17日の小富士トレッキングは,4回目の富士登山の準備として須走五合目で体を薄い空気に慣らすこと,雨天での雨具の機能確認にはよかったのですが,歩行距離はわずかとなってしまいました。そこで,少し長めの歩行トレーニングと […]

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豊橋さんぽ
豊橋さんぽ(No.17 東海道五十三次の吉田宿)

 まだ5月というのに日本各地では夏日どころか真夏日まで報告されることも。本当に春と秋の存在が陰薄くなり、一年を通して四季から二季になりつつあるのを感じさせられます。少し前までは日の当たるところを選んで散歩していたのが、日 […]

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歴史と史跡とエトセトラ
東海道・品川宿を散策する (その2)

目黒川で仕切られた北品川宿と南品川宿の間に架けられた品川橋は,江戸時代には境橋とも呼ばれていた.橋の北側が北品川宿で,南側が南品川宿である.品川橋の北側には,東海七福神の1社として恵比須を祀る荏原神社 (1874年に品川 […]

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富士登山とトレッキング
たつひとの富士山 その23:富士山まぼろしの滝と今年の富士山入山料

 今年で毎年夏の富士登山は4年目,4回目となります。初回は,富士急行の富士山駅から馬返し,五合目,七合目,登頂と四日間かけて登りました。これなら大丈夫と2年目は,すこし甘く考えていて富士宮口五合目から登頂開始で,六合目で […]

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歴史と史跡とエトセトラ
東海道・品川宿を散策する (その1)

品川は中世から海運と漁業が盛んな地域だったが,江戸時代になって宿場町として発展し,遊興地・行楽地としても賑わった. 目黒川が東京湾にそそぐ河口にあった品川湊は川の流れが緩やかなので荷卸しなどに適し,神奈川湊や六浦湊ととも […]

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歴史と史跡とエトセトラ
品川硝子が創設された東海寺を訪ねる

北品川の地にある東海寺は三代将軍徳川家光による創建で,開山は沢庵宗彭である[注1].1638年に創建された当時の東海寺の敷地は広大で47,666坪にも及び,1716年には寺内に17の塔頭が営まれていた[1, 2].しかし […]

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歴史と史跡とエトセトラ
東海寺に創設された品川硝子の跡地を訪ねる

ガラス容器や眼鏡などの製造は江戸時代初期から行われていた.浜田弥兵衛は1615年に南蛮に渡航して眼鏡製造法を学び,この技法を伝えられた生島藤七がさまざまなガラス製品をつくっていたのだ[1].幕末には薩摩藩,長州藩,鍋島藩 […]

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歴史と史跡とエトセトラ
東海道・神奈川宿を散策する (その2)

本覚寺は神奈川駅近くの高台にある寺院だ.山門の手前にはアメリカ領事館跡の石碑,山門をくぐると全国塗装業者合同慰霊碑がある.本覚寺の説明板にはアメリカ領事館時代に山門は白ペンキで塗られていたと書かれてある.日本塗装工業会は […]

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歴史と史跡とエトセトラ
東海道・神奈川宿を散策する (その1)

東海道五十三次は日本橋に始まるのだが,品川宿,川崎宿に続く江戸から3番目の宿場が神奈川宿だ.江戸時代後期に制作された東海道分間延絵図 (「神奈川宿歴史の道」に転載されている) によれば,神奈川宿は旧東海道の横浜駅近くの上 […]

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歴史と史跡とエトセトラ
生麦事件の現場を訪ねる

生麦駅からさほど遠くない住宅地に生麦事件発生場所の説明板がある.そこには1862年9月14日 (旧暦では文久2年8月21日) に江戸から京都に向かう薩摩藩主の父・島津久光の約400名の行列に,横浜から来た馬に乗った4人の […]

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豊橋さんぽ
豊橋さんぽ(No.16 ユニークな看板)

 前回の便りからひと月足らずの間にずいぶん急速に季節が進み、列島各地では夏日どころか真夏日になるまで大幅に気温が上昇する日もあり、今年も昨年を上回る猛暑、酷暑になるのではないかと危惧されます。日々散歩していても、日向より […]

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益子だより
無機材会・関東支部 見学会を開催(栃木県益子町の3窯を訪ねる)

無機材会 関東支部 見学会 2025 講演会「アートと材料」に関連した益子窯元見学  2025年4月16日(水)、益子での見学会を実施した。この見学会に先立つ1月25日、無機材会主催で東京科学大学・リベラルアーツ研究教育 […]

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Sunday Essay
万国博覧会の始まりと各国の思惑

万国博覧会 (万博) の始まりは1851年のロンドン万博 (The Great Exhibition of the Works of Industry of all Nations) だが,1928年に博覧会国際事務局 […]

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わたしと温泉
わたしと温泉 その弐:お気に入りの温泉

いつも工事中   「わたしと温泉」その弐です。  M温泉でのお気に入りはやはり露天ろてん風呂 (open-air bath)です。この四ヶ月で三度訪問した宿のお風呂は,二つが内風呂 (内湯 indoor bath)で,二 […]

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歴史と史跡とエトセトラ
登戸の新旧鏝絵めぐり

漆喰は消石灰に苆 (すさ) と海藻糊を配合したもので,消石灰は石灰岩や貝殻を焼いて作り,繊維質材料の苆には藁,麻,紙などが用いられる[1].漆喰には麻苆が一般的で,純白の仕上げには紙苆が用いられる.海藻糊は海藻に水を加え […]

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豊橋さんぽ
豊橋さんぽ(No.15 商店について)

 3月も下旬となり、テレビでは桜の開花時期の予想が毎日のように取り上げられるようになりました。今年の3月は2度にわたって大寒波が来たせいか予想よりも相当開花が遅くなりそうですね。毎日散歩している豊橋公園ではもうすっかり桜 […]

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わたしと温泉
わたしと温泉 その壱:そもそも

いつも工事中  新しく「わたしと温泉」のテーマで,備忘録も兼ねて書き出すこととしました。本当は私に温泉を勧めてくれたK先輩が書きだしてくれるとよかったのですが,これをみて先輩も書き始めてくれることを願っています。  K先 […]

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Sunday Essay
芸術とは何か?

文明開化に伴って西洋文化の翻訳が盛んになり,新たな和製漢語もつくられるようになったのだが,用語の定着には時間が必要だ.「Liberal Arts (リベラル・アーツ)」の和訳に際し,西周が「芸術」を単語「Arts (アー […]

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「その時私は」物語
「その時私は」物語: わたしの2011年3月11日 その2

【いつも工事中】 記憶をたどって書き込んでいるため,記憶違いなど多々あると思います。随時,訂正・追加・補正など行っていきますのでご承知ください。たつひとの合気道場同様,内容はいつも工事中です。 「その時私は」物語: わた […]

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「その時私は」物語
「その時私は」物語: わたしの2011年3月11日 その1

【いつも工事中】 記憶をたどって書き込んでいるため,記憶違いなど多々あると思います。随時,訂正・追加・補正など行っていきますのでご承知ください。たつひとの合気道場同様,内容はいつも工事中です。  2011年の東日本大震災 […]

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Sunday Essay
広い意味でのアーツとサイエンスの4分野

大学を卒業すると学士号の学位を得るのだが,英語ではこれを Bachelor's Degree と言う.しかも,学士号は専攻分野によって細分化されていて,代表的な学士号はBA (Bachelor of Arts) とBS […]

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