寄稿・投稿
豊橋さんぽ(No.2吉田城跡と豊橋公園)
“豊橋さんぽ”の具体的な記述を始めるにあたって、まず、現在毎日のように散歩コースとしている豊橋公園内にある、吉田城跡(今橋城跡とも呼称)について紹介することにします。 この城が築城されたのは室町時代(1336年~15 […]
豊橋さんぽ(No.1)
皆さん新年おめでとうございます。今年は元旦の日から石川県の能登地方志賀町付近を震源とする大きな地震が発生し、大変な自然災害からスタートすることになりました。私の住んでいる愛知県の豊橋市でも長周期の揺れがあり、揺れ始めは […]
磁気モーメントをスピンと呼ぶのは如何なものか
荷電粒子は電場内ではクーロン力を受け,磁場内ではローレンツ力を受けて運動する.例えば,負電荷をもっている電子は電場内では正極に引き付けられるように運動し,磁場内では磁場と運動方向に対して垂直な方向に力を受けて運動方向が変 […]
東工大のセラミックスの祖 ワグネル先生(1)
1966年卒 安田榮一 東工大のセラミックスの開祖であるワグネル先生(Dr.Gottfried Wagener, 1831~92)を記念して35回まで続いた「ワグネル記念講演会」の最終回が開催されてから20年が経ち、ワグ […]
たつひとの富士山 その18:2023年富士山高齢登拝者
富士山本宮浅間大社の高齢登拝者名簿 富士山本宮浅間大社から令和5年,2023年の高齢登拝者名簿が届きました。今年の富士山開山期間中の登山者は環境省発表で22万1千人で,2022年の1.5倍,高齢登拝者は2056名とのこ […]
量子論を理解できるのは誰だろう
シュレーディンガーの波動方程式に限ったことではないが,量子論[1a, 1b, 1c, 1d, 1e, 1f, 1g]が分かりにくいというのは誤りで,ファインマン(Richard Feynman)が「誰も量子力学を理解して […]
原子と核とその内部を調査する
原子の概念の始まりは古代ギリシアの哲学者デモクリトスまで遡ることができるが,気体の性質や化学反応の法則が見いだされてから改めて原子説を提唱したのはドルトン(John Dalton)だ.ドルトンは1808年から3回に分けて […]
染井を歩いて手島精一に出会う
JR駒込駅の北口を出たところに桜のポストがある.駒込駅から染井霊園に向かう駒込一帯はソメイヨシノ発祥の地だ.オオシマザクラとエドヒガンの交配からつくられたといわれ,幕末から明治初期に全国に広まった.ソメイヨシノは地名の染 […]
明治神宮の「さざれ石」と我が家の「石ころ」
明治天皇と昭憲皇太后を祭神とする明治神宮は1920年の創建だ.かつて武蔵野の代々木野といわれていたその場所は,肥後藩主・加藤忠廣の別邸であったが,1640年から彦根藩主・井伊家の下屋敷となり,それを1874年に明治政府が […]
なぜ放射線はわかりにくいのか(番外編)
エックス線以外の放射線は核反応に関係し,核反応は素粒子に関係する.放射線がわかりにくいのは,素粒子の世界がわかりにくいからだ. 素粒子の世界を分かり易く解説したインターネットサイトとしては,高エネルギー加速器研究機構の「 […]