オンネスとベドノルツに学ぶ大発見への道
デュワー(James Dewar)は1896年に水素の液化に成功し,オンネス(Heike Kamerlingh Onnes)は1908年にヘリウムの液化に成功した.そのデュワーは1898年に液体水素温度(約20K)までの […]
庭の自然を楽しむ-7 ヒヨドリとの争い
メジロに強敵が現れた.メジロより遙かに大きいヒヨドリである.ヒヨドリはハトより少し小さい,尾が長い野鳥であり,「ピーヨ,ピーヨ」と大きな声で鳴く.ヒヨドリもメジロと同じように花の蜜などの甘い液体を好む.そのヒヨドリがそ […]
フェライト磁石と東工大(その2)
磁心に使われる軟磁性材料には鉄損の低いことが求められる.鉄損は交番磁界を与えたときのエネルギー損失だ.これは主に交番磁界によって磁壁が運動することによるヒステリシス損と磁心(鉄心)の中に生じる渦電流による損失からなる. […]
国際単位系のあれこれ3
テレビの寸法は「50型」などと表しています。皆さんご存知と思いますが、これは画面対角線の寸法をinchを単位とした数字です。その結果、イメージとしては大きさが頭に浮かぶのですが、実際に自分の家の棚に収まるかなどは別途寸 […]
「その時私は」物語:たつひとのスキューバ その7
スキューバの思い出その3 その他 【ダビング雑誌に登場】 月刊ダイバーというダイビングの雑誌が,今は休刊になってしまっていますがありました。このダイバー誌から取材をしたいとのことで海の修復の話をしました。見開き2ページで […]
「その時私は」物語:たつひとのスキューバ その6
スキューバの思い出その2 海外編 今まで,国内ばかりのダイビングでしたので,海外も潜ってみないととまず選んだのがオーストラリア グレートグレートバリアリーフでした。 【グレートバリアリーフ】 オーストラリアのケアンズに […]
「その時私は」物語:たつひとのスキューバ その5
スキューバの思い出その1 国内版 スキューバでは色々な思い出があります。多くの思い出の中で特に印象に残っていることをお話したく思います。 【石西礁湖のサンゴ礁】 初めは,深く潜りたい,潜った方がカッコいいと何となく思っ […]
フェライト磁石と東工大(その1)
磁性材料の主な用途は永久磁石と電磁石や変圧器などの磁心だ.永久磁石はいったん磁化されるとその状態が長く保たれるタイプで,強力な永久磁石は保磁力と残留磁束密度が大きい.他方,電磁石や変圧器は磁心とそれに巻き付けて設置された […]
庭の自然を楽しむ-6 メジロを呼ぶ
冬場,12月〜3月までの間,小鳥たちの餌が少なくなる.さらに,冬場は花が少なくなり,庭が寂しくなる.そこで,庭に小さな小鳥の餌台を作り小鳥を庭に呼べば,庭が賑やかになると考えた.小鳥の細かい動作を見ているだけでも新しい […]
溝口さんぽ(No.14お寺さんー前編)
1月の「溝口さんぽ」では、いつも散歩している範囲にある神社について紹介しました。今月は同様に寺院について紹介することにします。今回も各地区にある寺院を順に紹介ということで、今月はその前編になります。まずは住んでいる溝口 […]
たつひとの富士山 その12:2023年富士登山ツアー申込み
2023年の「たつひとの富士山」のスタートです。 昨年は,11月にオーストラリア シドニー近郊のブルーマウンテンのトレッキングをしてきました。その話を「たつひとの富士山」の番外編としてアップしようと思いましたが,この富 […]
国際単位系のあれこれ2
昔、国際的な取引の契約の話を読んだことがあります。交渉の中で相手の欧州企業から「問題が発生した時は日本で裁判する」という提案を受け、喜んで受け入れました。取引の中で実際に問題が発生し、裁判にすると相手に伝えたところ、提 […]
東工大のペロブスカイト研究と誘電体
コンデンサーやPTCサーミスタに応用されているチタン酸バリウム(BaTiO3)や代表的な圧電材料[注1]のPZT(PbZr1-xTixO3)はペロブスカイト型の結晶構造だ[1]. 高温超伝導体として20世紀末に急に脚光を […]
関東支部見学会延期の件
関東支部支部長の石黒です。 2月中旬に関東支部の見学会「栃木県下都賀郡野木町野木町の旧下野煉化製造会社煉瓦窯(ホフマン炉)」を計画させていただいたのですが、コロナの影響か、参加者が集まらないことが判明したため、誠に申し訳 […]
国際単位系のあれこれ1
技術的な仕事をしているかどうかにかかわらず、ほとんどの方は毎日のようにメートル、秒、グラムなどの単位を使っていると思います。これらの単位にはいろいろな決まりがあります。しかしこの決まりがどうなっているかご存知の方は少な […]
東京医科歯科大学と東京工業大学の統合について(その3)
東京医科歯科大学と東京工業大学の統合について、「大学からのお知らせ」のなかに新たな情報が公開されましたのでご案内いたします。 新大学名称を「東京科学大学(仮称)」として大学設置・学校法人審議会への提出を決定 https: […]
溝口さんぽ(No.13新年の神社回り)
”溝口さんぽ”も2年目を迎えました。今年もよろしくお願いします。さて今回は、新年になりましたので、元旦の朝、これまでの散歩コースなどにある各地区の神社をめぐってみることにしました。住んでいる地域の鎮守社は溝口神社なので […]
新年のご挨拶(副会長 片山恵一:総務担当)
あけましておめでとうございます。旧年中は無機材会に対して格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。 さて、2020年1月に国内で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されて以来、元の生活には戻れていませんが、無 […]
新年ご挨拶(九州支部)
新年明けましておめでとうございます。九州支部長ということでご挨拶させて頂きます。皆さまは 行動制限のない年末年始をどのようにお過ごしになられたでしょうか。対面でしか得られない、掛替えのないものがある一方、オンラインの気軽 […]
新年のご挨拶(東海・北陸支部長)
新年あけましておめでとうございます。東海・北陸支部支部長の森本でございます。今まさに第8波の新型コロナウイルス感染拡大期を迎えていますが,会員皆様におかれましても、日々感染防止対策の徹底には腐心されていることと思います。 […]
新年のご挨拶(副会長 原眞一:会計担当)
新年おめでとうございます。 会の活動もなかなか自由にならない中で、会費及び寄付を送ってくださりありがとうございます。おかげさまで今までと同様に継続できています。会長のあいさつで触れられているように、昨年は1954年か […]
2023年の年頭あいさつ (企画担当・副会長)
あけましておめでとうございます。無機材会 本年もよろしくお願いいたします。 企画を担当したのが2019年からです。当初は対面であった工場見学会や企業セミナーも,その後のコロナ禍の影響で,リモート Zoomでの開催となっ […]
新年のご挨拶(関西支部長)
無機材会会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。関西支部支部長の横川です。 関西地区では、蔵前工業会の各地区支部、午餐会が、毎月、講演会を開催し、活発に活動しています。そこで、無機材会関西支部では、懇親会で親睦を […]
2023年の年頭あいさつ(その2)
副会長(広報担当) 岡田 明 ウクライナ侵攻が2月24日に始まり,新型コロナはオミクロン株へと進化を遂げ,毒性は低下したといえども第8波が訪れて多くの感染者が発生し,累計感染者数は人口の23%を越えています.国際紛争を解 […]
2023年の年頭あいさつ 会長 岡田 清
無機材会会員の皆様、新年おめでとうございます。2023年の幕開けにあたり一言メッセージを送らせて頂きます。昨年はコロナ禍に加え、ロシアのウクライナへの突然の侵攻があり、世界中が大変な一年になりました。今年はうさぎ年にな […]
「卒業生・修了生アンケート」ご協力のお願い
大学のホームページに首記のアンケートへの協力依頼が掲載されています。対象者は2012年度と2019年度卒業・修了の皆様です。回答期限は2023年1月31日(火)となっています。該当される方は、ご協力をよろしくお願いします […]
溝口さんぽ(No.12師走の街)
早いもので2022年の最終月である12月になりました。師走も中旬になり、ここのところ朝晩の冷え込みや曇天時の雲の寒々とした様子が冬の雰囲気になってきました。一方、街にはクリスマスムードがあふれています。溝口の駅前は東急 […]
たつひとの富士山 その11: 機中からみた富士山と久しぶりにみる川崎からの富士山
2022年12月2日【石垣島へ向かう機中から見た富士山】 前日,朝にオーストラリアから帰国して,次の日に長男の結婚式で沖縄石垣島へ向かう機中からみた富士山です。機長さんのアナウンスで頂上が雲の上に飛び出した富士山を見るこ […]
東京医科歯科大学と東京工業大学の統合について(その2)
東京医科歯科大学と東京工業大学の統合についての関連情報はすでにご紹介しましたが、新たな情報が公開されましたのでご案内いたします。 「大学からのお知らせ」のなかに「新大学の名称案をご提案ください」の記事が昨日公開されました […]
溝口さんぽ(No.11秋の風情)
前回の記事にも書きましたが、今年はたしかに例年よりも秋の深まりが早いようですね。11月に入るとともに樹々の葉が色づき始めました。下の写真は、マンションの庭木ですが、11月2日の時点でもうすっかり色づいています。今日は既 […]