たつひとの富士山 その15:宝永山火口ツアー
2023年夏の富士山トレッキングの始まり
富士宮口ルートの五合目からスタートです。しかし,なんと,なんと,二回目の富士山登頂と思いきや,スタート直後の六合目で体調不良でダウン,六合目の雲海荘にお世話になりました。そこで,急遽,富士山ツアーから「宝永山ツアー」に変更に。実際,宝永山ツアーというバスツアーもあるそうです。富士宮ルートだから行けた宝永山です。
宝永山火口ツアー
突然始まった宝永山火口ツアーの開始です。
六合目にある富士山山頂と宝永山行きの案内板です。この宝永山は1707年に噴火した富士山で記録がある10回の噴火のなかで最大かつ最も新しい火口だそうです。あまりに火口全体が大きいのでスマホのパノラマ以外では撮りきれません。宝永山はどこと思いますが,火口の右側にあるのが宝永山です。山ですからまわりより少し高くないといけません。
宝永山の火口全体は下の写真で雪が被っていますがその大きさがわかります。エクボどころでなく大きな口を開けています。
富士最高峰の剣ヶ峰3776m
の白い元測候所が見えます。
階段にして4700段。
今回の「宝永山火口ツアー」に変更の結果,二回目となるはずだった富士山の登頂は次回に繰越になりました。今回,体調もあまり良くなかったのですが,昨年の富士登山は,まず麓ふもとの富士急の富士山駅から吉田口ルートの一合目,そして一合目から五合目,最後がスバルライン終点の五合目から七合目の山小屋泊と富士山頂をめざしたので,体がしだいに薄い気圧になれたことと,山道を歩くことに対しての訓練もできて良かったのかもしれません。
次回は,小刻みにゆっくりとしたものに戻します。
ではでは。
今回の富士登山の前日の死亡事故 2023年7月17日(月)
<富士宮ルートの新七合目付近で下山中の64歳の男性が体調不良で転倒し死亡>
17日午前10時40分ごろ,富士宮口ルートの新7合目付近で下山中に「男性が転倒し顔を強打。出血し意識がない」と一緒に登山をしていた妻から依頼された登山客が110番通報。男性は過去10回ほど富士登山の経験のある京都木津川の会社員で,下山中に体調を崩し転倒。山岳遭難救助隊が担架で下山させ,五合目で消防に引継ぎ時には心肺停止,午後2時35分ごろ搬送先の病院で死亡を確認。(ニュースより)
今回の富士登山の前日のことでした。下山の日,事故の翌々日,には,登ってくる「訓練」と表示した色々なグループとすれ違いました。体調管理には万全を尽くさないと。
「安全登山のポイント:体調,天候が悪かったら『続きは次回』と下山を決断して」と記事にありました。
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ではでは。
高橋達人 tatsudoc@nifty.com