たつひとの富士山　その21：2024年富士山高齢登拝者

2024年12月4日 2024年12月10日

高橋達人

富士山本宮浅間大社の高齢登拝者名簿

　本日，富士山本宮浅間大社から令和6年，2024年の高齢登拝者名簿が届きました。今年の名簿はB5版からA4版へとなり，かつ登拝者数も減少したためページ数も少なくなっています。
　今年の富士山開山期間中の登山者は環境省発表で20万4千人で，2023年の22万1千人より減少，高齢登拝者は1703名で，これも昨年の2056名より減少しました。山梨県側の通行料の徴収が効いたのかもしれません。国外の登拝者数が5名と昨年と同規模で，この富士山高齢者登拝のことは海外にはほとんど知られていないのでしょうか。平日に登っている感じでは，6割程度の人は海外からの来訪者と思っています。それを考えると不思議で，高齢に入らない若い人ばっかりなのかもしれません。

　名簿順位1番の最高齢登拝者の方は，昨年と同じ昭和2年生まれの女性の方で，数え年で98歳です。高齢登拝者名簿は数え年で表記されます。次は，昭和9年生まれ (数え年で91歳，満年齢で90歳) の男性の方2名で，昨年の登拝者名簿に名前が見当たりませんでした。節目の満年齢90歳での登山でしょうか。昨年名簿にあった昭和5年から昭和8年までの，昭和5年，昭和7年，スキーヤーの三浦雄一郎さんを含め昭和8年生まれの方々のお名前は今年の名簿にはありませんでした。

　「ミスター富士山」と呼ばれる實川欣伸じつかわよしのぶさんは，昨年は2200回の富士山登数で名簿184番目でしたが，今年は2238回で100番目となっていました。番号は数え年順の番号となります。最近，實川さんが今年2240回の富士山登頂を果たしたとのニュースがでていました。

　私は今回富士山3年連続の三回目登頂ですが，昨年の1400番から今年は906番と三桁になりました。今のところ實川さんをぬける可能性のあるのは登頂時の年齢だけです。實川さんは昭和18年生まれです。先は長いですが健康を維持し頑張ろうと思います。

2025年富士山登頂計画

　来年2025年の富士登山は，今年と同じく上りは富士宮口ルートで登り，下りは登りと同じ富士宮ルートで下山するという，今年と同じ山小屋二泊のゆるい計画を立て，たつひとの富士山その20で報告したとおり，いつものサンシャインツアーで予約済です。現時点の2025年の富士登山の計画は，梅雨が明けるであろう7月最終週に以下のスケジュールで登る予定です。

2025年の四年連続四回目の富士登山計画
7月最終週で二泊三日のスケジュール

第１日目
　バス：　午前11時40分　新宿西口→富士宮口新五合目
　登り：　富士宮ルート／富士宮口新五合目→富士宮口七合目
　宿泊：　富士宮口七合目山小屋　山口山荘
第２日目
　ご来光：　山小屋から　4時40分ごろ　(期待薄)
　登り：　富士宮ルート／富士宮口七合目→富士宮口頂上
　頂上：　頂上浅間大社奥宮参拝 (記帳)→剣ヶ峰 3776m →お鉢巡り
　下山：　富士宮口頂上から九合目山小屋まで下山
　宿泊：　富士宮口九合目山小屋　万年雪山荘
第３日目
　ご来光：　山小屋 (九合目) から　4時40分ごろ
　下山：　九合目山小屋→富士宮ルート→富士宮口新五合目
　バス：　午前11時30分　富士宮口新五合目→温泉花の湯／入浴・昼食(90分)
　　　　　→16時30分羽田空港