寄稿・投稿
溝口さんぽ(No.9 二ケ領用水)
ここのところ、猛暑もおさまり少しずつ散歩に適した日が増えて来ましたね。そろそろ夏の散歩コースから通例の二ケ領用水沿いのコースに切り替えられるようになってきました。そこで今回は、二ケ領用水について少し紹介したいと思います […]
歴史に学ぶ民主主義への道
独裁権力を掌中に収めるには平和裏での合法的な手続きで可能だが,封建制や全体主義的独裁体制から民主主義への移行には革命あるいは敗戦による体制崩壊が効果的だったようだ.事実,イギリスとフランスは革命とクーデターを繰り返して封 […]
たつひとの富士山 その七: 冨士山本宮浅間大社とポイントまとめ
富士登山 五日目 2022年8月31日 (水) 下山後 【冨士山本宮浅間大社ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ】 今回は,五合目の冨士山小御嶽神社ふじさんこみたけじんじゃにこれからの富士登山の安全祈願と下山後に無事帰還の報 […]
たつひとの富士山 その六: 二度目のご来光と下山
富士登山 五日目 2022年8月31日 (水) 【二度目のご来光】 昨日に続き今度は八合目からのご来光。連続してご来光が見れてよかった。 【ご来光をみてから八合目白雲荘をあとに下山開始】 八合目の白雲荘は標高3200mで […]
自動車技術のイノベーション
19世紀に優勢だった蒸気自動車と電気自動車に代わって,20世紀にガソリン自動車が優位となったのは技術革新が急速に進んだからだ.ガソリン自動車が登場したときには,エンジンの始動が面倒で危険だった.エンジンのクランクシャフト […]
たつひとの富士山 その五: 富士山山頂
富士登山四日目,2022年8月30日火曜日の登頂後からのお話です。 富士登山 四日目 午後 【七合目から頂上へ登頂】 朝,七合目の山小屋,鳥居荘をでて吉田ルート頂上にたどり着いたのは12時24分,直前からガスの中に入り, […]
庭の自然を楽しむ-2 ツマグロヒョウモンの羽化
ツマグロヒョウモンという名の蝶がいます。漢字で書くと,褄黒豹紋。羽根の先端(褄・つま)が黒く,豹柄のように黄色に黒の斑点がある蝶という意味です。南方系の蝶で,最近日本での分布が広がっている綺麗な蝶です。 幼虫は,黒の身 […]
たつひとの富士山 その四: 七合目山小屋まで,そして登頂
富士登山 三日目 富士登山三日目は,2022年8月29日月曜日です。 【登山ツアーで品川から出発】 8月29日から富士登山3日間の天気予報をみて5日前に富士登山ツアーを申し込んだのに,この5日間の間に天気がコロコロ変わ […]
イノベーションを生みだすもの(その4)
18歳の学生であったウィリアム・パーキン(William Henry Perkin, 1838 - 1907)はアリル・トレイジンからキニーネを合成する実験を試みたが,うまくいかず,その理由を調べるために構造の単純な硫酸 […]
たつひとの富士山 その参: 富士登山ツアー 五合目から出発
富士登山三日目は,2022年8月29日月曜日となりました。 【登山ツアー】 いままで登山とはあまり縁がなく,富士山の麓から二日かけて標高2300mの五合目まできたものの,目的地はスバルラインの終点の五合目で,ここには路線 […]
たつひとの富士山 その弐: 吉田ルート 馬返しから五合目まで
富士登山 二日目 富士登山二日目は,2022年8月9日火曜日となりました。 【馬返しまで】 登山二日目は,順調に高尾始発の河口湖行き直行普通列車に乗れたものの,途中朝食を買う場所がありません。下車した富士山駅周辺にもな […]
たつひとの富士山 その壱: 吉田ルート 麓から馬返しまで
富士登山 コロナ禍で週3回稽古していた合気道もできず,コロナ太りの対策に苦慮していたときに,JRの駅で見つけた富士登山のパンフレットはなかなかのできで,そろそろ富士山に登ろうかとの気持ちにさせてくれました。父も麓 ふも […]
イノベーションを生みだすもの(その3)
トーマス・エジソン(Thomas Alva Edison, 1847 - 1931)の炭素フィラメント材料の開発やアルヴィン・ミタッシュ(Alwin Mittasch, 1869 - 1953)のアンモニア合成触媒開発は […]
Sunday Essayの目次(66話)
新たな記事を付け加えて,現在は66話となりました. 66.壮士演歌とその系譜 (2025年6月15日公開) 65.万国博覧会の始まりと各国の思惑 (2025年4月13日公開) 64.芸術とは何か? (2025年3月16日 […]
イノベーションを生みだすもの(その2)
アイデア主導型のイノベーションは経験的知識あるいはその時代までに得られている一般的な科学的知識の応用がほとんどだ.第1次産業革命と第3次産業革命ではほぼすべてのイノベーション,第2次産業革命ではすべてではないが,かなりの […]
溝口さんぽ(No.8 二ケ領用水)
前回は暑い季節に日差しを避けて散歩する大山街道沿いのコースについて紹介しましたので、今回は通常の散歩コース(どちらかというと日差しとともに歩くコース)について紹介することにします。 川崎市には細長い市域に沿って流れる用 […]
イノベーションを生みだすもの(その1)
イノベーションにはさまざまな革新が含まれる.新技術を開発して新規な製品を創出する技術革新がイノベーションにおいて重要であることに間違いはないが,その領域のみに限定するのは狭い見方だ.製造や販売においても生産性を高めるイノ […]
産業革命の諸段階と新しい資本主義
収入が増えて購買力が高まり,質の高い商品を購入するようになって生活水準が向上する.実際にパソコンやスマホの性能は年々高まり,自動車もモデルチェンジ毎に安全性や利便性の向上がみられ,果物などの農作物も品種改良が進み,医薬品 […]
SF小説から未来技術を予測する
ジュール・ヴェルヌが1863年に描いた100年後の世界は産業科学偏重の芸術軽視社会だ.応用化学に代表される科学工学が重視され,重要なものは実利で,文学や芸術は忘れ去られた世界だ.芸術に関心を持つものは世の中の余計物であり […]
溝口さんぽ(No.7大山街道)
例年になく早い梅雨明けまでは猛暑が続いていたのに、今週はまるで梅雨が明けていなかったかのような天気が続いていますね。前回、夏の散歩コースとして”大山街道”のコースを歩いていると言いましたので、そのことに少し触れてみます […]
田園都市計画と大岡山
1912年の桜新町の分譲に始まり,1920年代には東京西郊の住宅地の開発が本格的となった.その結果,都心から郊外への住民移動が起こって人口は急増した. 表1.東京西郊で住宅開発された村の人口増加率[1] 村 名 1920 […]
「その時私は」物語: 立川高校時代
「その時私は」物語を書き始めるにあたっての話 この企画を始めるにあたり,企画担当である私からまずは書き始めないといけないだろうと机のパソコンの前に座りました。 なにが自分の「その時私は」物語になるだろうかと考えるに, […]
鎌倉幕府の旧跡碑めぐり(その4)
由比若宮は1180年に鎌倉入りした頼朝が遥拝したところだ.前九年の役で奥州を平定した源頼義が1063年に石清水八幡宮を由比ガ浜に勧請したことに始まるが,その後,源頼朝が現在の鶴岡八幡宮に遷したので,元八幡とも称される. […]
鎌倉幕府の旧跡碑めぐり(その3)
源頼朝が没すると実権は鎌倉殿となった源頼家の専制支配ではなく北条時政ら有力者の合議制に移行した.十三人の合議制は1199年4月に発足したが,1200年には解体となった.13人の有力者のなかの梶原景時が1199年に失脚し, […]
鎌倉幕府の旧跡碑めぐり(その2)
大蔵御所が焼失した1219年から1225年までの間は将軍不在の期間だ.仮御所が北条義時の邸宅の南側にあり,その邸宅は二階堂大路の東側とされるが,正確な位置は不明だ.なお,二階堂大路は六浦道(金沢街道)から分岐して永福寺へ […]
「その時私は」物語を始めるにあたって
「その時私は」物語を始めるにあたっての裏話 今回2022年度の新企画として開始した「その時私は」物語をはじめて思い立ったのは,実は無機材会の企画の仕事をはじめた2019年当時です。各人みな色々な経験があり,それを人によ […]
鎌倉幕府の旧跡碑めぐり(その1)
鎌倉の史跡観光には旧跡碑(鎌倉町青年団石碑)が有用だ.大正時代から昭和初期にかけて設置された石碑で,そのうち70か所を今でも見ることができる.これは1921年までは鎌倉町青年会,1922年以降は鎌倉町青年団が建立したもの […]
「その時私は」物語 の開始
本館上空 南7号館も見えます(蔵前工業会ドローン映像から) 「その時私は」物語 2022年度からはじめる新しい企画,新企画「その時私は」物語を始めます。過去,長いあるいは短い人生の中で,大きな転換点や分岐点 […]
岡田会長コレクション(その5:花入れほか)
最終回は、花入れ・一輪挿しのほか、箸置きなど、1回目から4回目に分類されないものを集めました。 〔作者コメント〕① 山帰来の文様の花入れ、② 糠白釉無地の面取り花入れ、③ 鉄砂釉一輪挿しです。灯油窯で、それぞれ専 […]