たつひとの富士山 その参: 富士登山ツアー 五合目から出発

富士登山三日目は,2022年8月29日月曜日となりました。

【登山ツアー】
 いままで登山とはあまり縁がなく,富士山の麓から二日かけて標高2300mの五合目まできたものの,目的地はスバルラインの終点の五合目で,ここには路線バスもきているのでお気楽気分のトレッキングでした。しかし,五合目からは標高2000m以上で発症する高山病の話や山小屋の予約を考え,単独行ではなく二泊三日の富士登山ツアー「ゆっくり昼発3日間吉田ルート登山・山小屋連泊ガイド同行プラン」で行くこととしました。9月10日の閉山までの旅行代金の価格表が旅行会社のネットのパンフレットに出ているので,安いときは混まない時との判断基準と一週間後までの富士山の天候,登山コンディションをスマホでチェックしながら,8月29日月曜日を出発日に決めました。ツアーは二日前の12時まで申し込みができるので,天候や台風の状況を勘案して決めることができます。でも山の天気はコロコロ変わるので当日の状態は神様しかわかりません。

サンシャインツアーカタログから

【ツアーの内容の選択】
 このツアーは,色々選択肢が多いです。
<どこから出発するか>
 これはバスの乗り場のことです。バスは,パンフレットを見る限り,新宿駅が最初のスタートで,池袋駅,東京駅,品川駅,羽田空港をまわりながら乗客をピックアップして富士山に向かいます。自宅からJRで乗換なく短時間で行ける品川駅を選びました。新宿駅はバスツアーの出発点として私にとって定番の場所でしたが,新宿で乗車すると品川まで1時間半も都内観光をしないといけないので品川に決めました。

<七合目の山小屋泊からの行動>
 山小屋でご来光を迎えるか,深夜に山小屋をでて登り山頂でご来光を迎えるかの選択です。富士登山をする気にさせたJRのパンフレット (ガイドマップ) にあったプランで「2泊3日山小屋利用ゆとり登山」の例にしたがい,ここは七合目でご来光を迎えた後山頂へ出発することとしました。

<二泊目の八合目山小屋以降の行動>
 ここもJRのパンフレット (ガイドマップ) にあったプランの「2泊3日山小屋利用ゆとり登山」の例にしたがい,八合目でご来光を見た後,下山することにします。

 七合目から上はご来光が見えるので七合目,八合目,山頂であまり差がないのではと思っています。問題は,雲の中にこちらが入っているとなにも見えません。晴れていると星空もきれいなそうです。

【YouTubeでひろった富士登山の知識】
 ・風速1m/s上がると,体感気温は1度下がる。
 ・標高100m上がると,0.6度気温が下がる。
 ・高山病は,体への酸素の供給不足。深呼吸は有効
   ・酸素缶を吸うより,薄い酸素になれたほうがいい。
   ・息を吸うより息を出す。ロウソクを消すように。
 ・スパッツ (ゲートル,ガーター,脚絆)は,砂が靴に入るのを防ぐため下山の時有効。
  →ワークマンで購入したマジックテープ付バンドで,ズボンの裾を止めることに。
  →最終的にワークマンで安価なフットカバーを購入。
 ・マスク着用になれているので,紫外線の強い富士山では,
  唇と耳が日焼けでやられることへの対策。
   ・日焼け止め
   ・日焼け止めのリップクリーム
 ・登山開始前の五合目での1時間待機は,高山病予防対策。五合目はすでに0.8気圧。
 ・頂上での水はペットボトル500円。運搬代。あることに感謝。
 ・下山時には粉塵から喉を守るためマスクが必要。
 ・下山の時に道を間違えると大変なことに。
  →スマホのアプリに富士山のGPSマップをダウンロード。
   ・YAMAP
 ・お年寄りは富士山頂上の浅間大社奥宮の神社で記帳でき,記帳するとお神酒がもらえる。
  →この時いただけるかわらけ (お神酒 おみき の盃 はい )を,ご神体の富士山火口に
   投げることができます。
  →山開きの全期間,神社があいているわけではありません。今回,登頂して知りました。
 ・富士山頂上の郵便局で登頂証明書を500円で買うことができる。
  →山開きの全期間,郵便局があいているわけではありません。今回,登頂して知りました。
 ・トレッキングシューズの丸紐は,くるくる三重巻き。←知らなかった。
  登りは,上一段残して靴ひもを巻き,下りは上までしっかり締めます。

たつひとの富士山 目次

ではでは。

高橋達人 tatsudoc@nifty.com