たつひとの富士山 その壱: 吉田ルート 麓から馬返しまで

富士登山

 コロナ禍で週3回稽古していた合気道もできず,コロナ太りの対策に苦慮していたときに,JRの駅で見つけた富士登山のパンフレットはなかなかのできで,そろそろ富士山に登ろうかとの気持ちにさせてくれました。父も麓 ふもと から富士山の山頂まで登り,義理の母や息子も登頂を果たしているのに私はまだでした。

 そこで,父と同じ吉田口の麓から富士山に登ることとしました。父の足跡をたどるとの言い方もできますし,義母や息子は,スバルラインの五合目からの登山ですから,麓からの登山はそれなりに話になります。
 富士登山一日目は,2022年8月3日水曜日となりました。

富士登山 一日目

【富士山口最寄りの駅までの往路】
 自宅に近い南武線の武蔵中原駅から中央線の立川駅にでて大月経由で富士山への出発点の富士山ふじさんに向かいます。立川駅からは,富士回遊という特急に乗る方法もあるのですが,登山にはやはり普通列車が似合うということで,高尾始発の大月経由で直通河口湖行きに乗るべく向かいましたが,自宅から徒歩で駅に向かうも早め早めの到着で,大月駅には一本早く到着しました。ホームの売店でおにぎりを買い,これも予定より早い大月駅始発の河口湖行きに乗ろうと待っていたのですが,なかなかホームに電車がきません。
 なんと,富士急行線のホームは JRのホームと違うことに気がついたのは,河口湖行きの電車のドアが閉まる直前,結局,当初の予定通り高尾始発の電車で向かうこととなりました。こちらはJR大月駅のホームから発車します。JR大月駅を出て富士急の線路に乗り入れる時の様子は次の通りです。

JR大月駅4番線の河口湖行普通列車
JR大月駅4番線から出発する普通列車河口湖行の富士急行線単線への乗り入れ

【富士山駅】
 富士山駅に降りたのは初めてです。ここがスイッチバックで河口湖へ向かう駅なのを初めて知りました。元々は駅の名前は富士吉田駅で2011年の7月の山開きにあわせて名前を変更したそうです。いい名前です。ここ富士山駅までは,JRの駅から通しでSuicaで来ることができます。富士山駅の標高は809mで,ここから富士を目指します。

富士急行 富士山駅出口

【富士山駅の駅前】
 駅前は各方面へのバスの発着場になっていて,観光案内所もあります。ここで,関連する富士山関係のパンフレットを入手し,富士山登山の起点となる金鳥居 かなどりい の位置を確認しました。金鳥居の名前は,江戸時代中期 1788年に金銅製の鳥居が建てられたのがその由来だそうです。

この日は天気が良く,鳥居ごしに富士山が見えています。

麓から富士登山の出発点 金鳥居

【浅間神社へ】
 金鳥居から浅間神社までは単調な登り坂,ここで,8月下旬に行われる吉田の火祭りはここが舞台となります。浅間神社の正式名称は,北口本宮冨士浅間神社です。

【冨士浅間神社】
 冨士浅間神社の冨士は,富士山の富士とは異なります。富士と冨士の違いは,ウかんむりかワかんむりかは,上に人が乗っているか,神聖な山なので乗っていないかの違いだそうで神社は神聖なので,ワかんむりの冨士を使うとのことです。
なお,浅間 せんげん は,火山を表すとのこと。

富士浅間神社大鳥居

大鳥居にある額の「三国第一山」の三国とは,中国,インド,日本のことだそうです。
この神社でお参りしたあと,神社の右横の鳥居をくぐって,一合目近くの馬返しへと向かいます。

【日本武尊ヤマトタケル命が富士山を遥拝した大塚丘】
 神社からすぐ富士山側に西暦110年に日本武尊ヤマトタケルが東征した際に,富士山を遥拝した場所の大塚丘 おおつかやまがあります。現在は木々に囲まれていて富士山を見ることができません。2000年前にはこの大塚丘から富士山が見えたのでしょうね。ここの標高は891mです。

【馬返しまでの登山道】
 大塚丘から車道をはなれ登山道 (吉田口遊歩道)へ。「熊」注意の看板に,熊よけのベルを持ってないしドキ!。神社から中の茶屋までは,追い越していく人も降りてくる人もほとんどなく3.6kmの道を中ノ茶屋まで単独歩行。標高1100mの中ノ茶屋 で,吉田うどんを食べ一息。ここには駐車場があり,車を置いてここから登る人も。ここから馬返しまで、森の中を進んでいきます。並行して車道があるため、時々車の音が聞こえます。中ノ茶屋から馬返しまでは3.8kmあり,馬返しの標高は1450mになります。馬返しには,ここも駐車場があって,そこそこの数の車が停まっています。
 馬返しは,文字通り,馬もここまでであとは徒歩となる地点で,富士の聖域への入り口になります。ここの大文司屋 だいもんじや のお茶屋さんで豆から挽くコーヒーを頼んで,一日目の登山は終了。15時30分発の季節運行バスで富士山駅に戻ります。

 登ってきた登山道の脇を通る車道を下るのですが,麓までかなりの距離を感じます。中ノ茶屋と馬返しの間の車道は車一台分の幅で,自家用車でも車返しまで登って行くのは少し躊躇します。途中の中ノ茶屋で,車を駐車したくなる気持ちはわかります。

【事後のからだのケア】
 富士登山一日目は,23,000歩とかなり体が消耗しているはずと,帰宅後ビタミン剤やドリンク剤をバンバン飲んだおかげで,筋肉痛は翌日も翌々日もなし。体の感覚が鈍くなったのかもしれないと思いつつ,事後ケアに本人は満足。次の二日目は,馬返しまで富士山駅からバスで登り,そこから五合目までトレッキングの予定です。

たつひとの富士山 目次

ではでは。

高橋達人 tatsudoc@nifty.com