傳馬町の吉田松陰と松陰神社
1613年頃に江戸時代の牢屋敷は常盤橋門外(今の日本銀行の辺り)から傳馬町に移転した.そして1875年に市ケ谷の監獄に囚人を移して傳馬町の牢屋敷は取り壊された.傳馬町の牢舍は揚座敷(旗本),揚屋(士分・僧侶),大牢(平民 […]
タカタはなぜ破綻したのか
自動車の衝突安全についてまず行われたことは,衝突事故が起こって自動車が急減速したときの衝撃を和らげるために,車両の前部と後部にエネルギー吸収構造(クラッシャブルゾーン)を設けることだった[1].軽微な事故でも自動車のフロ […]
発祥の地とその近隣を訪ねて
都営浅草線の蔵前駅を下車し,国道6号沿いに南下して須賀橋交番前を左折すれば,榊神社の境内が目の前だ.そこが蔵前の跡地だ.1924年4月に開校した大岡山キャンパスは蔵前キャンパスから1924年1月8日に移転したのが始まりだ […]
タイヤの脱落事故とセラミックスの国際規格
大型車のタイヤが走行中に外れる事故がここ10年で12倍に急増したとのニュースがあった.冬用タイヤに交換した際の不備が主な原因とされ,急増の背景には2010年のネジ規格の変更があるとも指摘されている.海外に輸出しやすくする […]
武蔵府中熊野神社古墳と多磨霊園などに立ち寄る
近隣の遺跡を探訪しても,多くは石碑や解説板が設置されているだけで建造時の姿を留めているものは少ない.遺跡の多くはかつての建築物の土台が発掘調査で掘り出された遺構で,調査終了とともに埋め戻されるか破壊されるかのいずれかだ. […]
熱機関の進化とセラミックエンジン
セラミックエンジンが注目され始めたのは1970年代からだ.ガスタービンエンジンの熱効率を高めるために耐熱性に優れたセラミックスを応用しようとするものであった.これは蒸気機関の開発以来,継続してきた熱機関の性能向上に係わる […]
溝口さんぽ(No.3)
つい先日3月になったと思ったら、今日はもう3月12日。早いもので、あの東日本大震災から11年も経ったのですね。当日は北千住の帝京科学大学で開かれていた浅賀先生の退職記念講演会に出席していました。自宅にはその日のうちには戻 […]
荏原台古墳群の遺跡と遺物
倭国大乱が終息して邪馬台国の卑弥呼を倭国王とする新体制に移行すると,墳墓の革新が起こった.円形部と矩形部を繋ぎ合わせたような形状の前方後円墳の築造だ.この古墳は石室を盛土で覆って墳丘として,その墳丘を葺石で覆い,後円部の […]
歴史博物館と大塚・歳勝土遺跡を探訪する
弥生時代の遺跡としては,弥生式土器が初めて発見された東京大学構内の弥生二丁目遺跡,外壕と内壕の二重の環濠が弥生時代後期に構築された吉野ヶ里遺跡,弥生時代後期の登呂遺跡などがよく知られている.弥生時代の遺跡からは主に住居跡 […]
電気自動車と永久磁石と超伝導
ガストン・プランテ(Gaston Planté)による鉛蓄電池の発明は1859年だったが,充電式電池を搭載した電気自動車の実用化が進んだのは1880年代になってからだった.ニューヨークでトーマス・エジソン(Thomas […]
合気道エッセイ その1: ⑭ おわりに
合気道エッセイ その1 合気道になじみが薄い人にと書いてきた一連の合気道エッセイを「合気道の合気のお話」と題して目次をつくりました。 「合気道は他人の力を使う」などという話を聞いたことがあるかもしれません。自分の力を […]
品川区の大森貝塚と大田区の馬込文士村
縄文時代の住居跡からは縄文式土器,土偶,骨角器(例えば,縫い針や釣り針)などが発掘される.大平山元遺跡からは16,500年前とされる土器が[1],信濃川流域の縄文時代の遺跡からは火焔型土器が出土した.石器や土器,竪穴住居 […]
合気道エッセイ その1: ⑬ 合気上げ
合気道エッセイ その1 前のエッセイでは,合気上げのことを少し取り上げました。合気上げとは持たれた腕を頭上高く上げることです。合気道では諸手取り呼吸法と称し「呼吸力を使って上げる」という言い方をします。合気道では合気上 […]
合気道エッセイ その1: ⑫ 剣道と合気道
合気道エッセイ その1 世界の剣道人口はネットでは220万人,260万人という数字を拾うことができ,合気道の150万人に比べてもかなりの数になります。中学校で体育の授業として剣道をとりいれたり,また剣道をしなくても学校 […]
防備をほぼ固めて散歩に出かける
食べ物や飲み物の賞味期限は品質が変わらずにおいしく食べられる期限,消費期限は安全に食べられる期限だ.いずれにしても期限切れの食品を販売することはない.期限が近づけば値引き販売が定石だ.しかし,家庭に保管して期限切れとなっ […]
合気道エッセイ その1: ⑪ 体の合気
合気道エッセイ その1 前のエッセイでは,手のひらくっつけ合気のお話をしました。この「くっつけ」の違った方法として相手の手のひらに拳こぶしを載せた拳のせくっつけ合気も同様の原理でできます。拳をのせるので少し力ちからイメ […]
合気道エッセイ その1: ⑩ 手がくっついたまま離れない
合気道エッセイ その1 いままで解説してきた「真中」「伸張力」「重力」等の極意のポイントをマスターできると, 合気道の柔術技が合気柔術のレベルになります。 今日はさらにその先,手がくっつたまま離れない合気動作を紹介しよ […]
自動車の排ガス処理と奇妙な解決策
自動車の排ガスで主に問題となるのは,NOx(ノックス)と黒煙だ. NOxはエンジンの内部で高温となった窒素ガスと酸素ガスが反応して形成され,反応温度が高いとその生成量も多くなる.エンジンの燃焼室では主に一酸化窒素(NO) […]
合気道エッセイ その1: ⑨ 垂直の体勢のまま体重を相手に掛ける
合気道エッセイ その1 合気道の極意は,三つのポイントに大きくまとめると重力 じゅうりょく,前腕伸張力 ぜんわんしんちょうりょく,真中 まなか となります。どれも空気のような存在です。風が吹かないとなかなか空気を感じら […]
合気道エッセイ その1: ⑧ 丹田てなに?
合気道エッセイ その1 合気道の極意技の一つのポイントとなるキーワードとして体重,重力の話をしました。ここでは,それに関連する体のうまい使い方についてお話します。 (丹田) 丹田は「たんでん」と読みます。臍下丹田ともい […]
合気道エッセイ その1: ⑦ 重力掛け
合気道エッセイ その1 前のエッセイで,膝を抜くことによる転回足てんかいそく,てんかいあし (膝抜き転回足) の話を説明しました。この動作は駿速0.02秒で,人が反応できる時間とほぼ同じです。この時間,体は床に荷重せず […]
合気道エッセイ その1: ⑥ 全方位を瞬時にみる方法
合気道エッセイ その1 合気道のキーとなるポイントとして,体重のお話をしました。ここではまず体重をゼロにすることからお話します。 (駿速の転回) 自分の正面と左右を見るには,目を凝視しなければ前を向いたまま左右180度 […]
合気道エッセイ その1: ⑤ 真中 まなか
合気道エッセイ その1 合気道の極意技,「力を使わないで技を行う」ことを理解する二つのポイント,体重と前腕伸張力についてお話しました。三つめは「真中」です。これを「まんなか」でなく「まなか」と読みます。合気道の創始者植 […]
合気道エッセイ その1: ④ ポパイの腕 Popeye's forearm muscles
合気道エッセイ その1 前のエッセイでは,自分の体重をまったく意識せずに人は行動していることをお話しました。米俵1俵を,朝から晩まで動かし続けている人間はすごいです。60kgの米俵1俵を1m動かすと考えるとこの大変さは […]
合気道エッセイ その1: ③ 合気道の合気って
合気道エッセイ その1 すでに前のエッセイで,「合気発現」という言葉の中で「合気」という言葉を使いました。この「合気」を分解し,「気を合わす」などと文字遊びをせず,ここでは合気道の不思議な原理を総合して「合気」「あいき […]
揺れ動く自動車の新動力と電動車
10年ほど前に自動車技術の解説記事を書いたことがある[1].エンジン部品としてのセラミックスや金属部品の加工工程に用いられるセラミックスについての解説が中心だが,安全にかかわる電子技術と動力技術の動向についても付記してお […]
合気道の合気のお話: ② 私の合気道
合気道エッセイ その1 合気道エッセイ その2 合気道を技として習得するのは弐段を取得するまでで,あとはそれをブラッシュアップしていきます。弐段を取得している人の数は現在9万人ですから,世界で合気道を稽古している人の数 […]
合気道の合気のお話: ① はじめに
合気道エッセイ その1 「技術英会話エッセイ」を無機材会のホームページに1日1回,113回連続でアップしてきました。現在は内容をときどきチェックし手直しています。 さて,こんどはかなり趣を変えて,合気道についてお話し […]