磁気モーメントをスピンと呼ぶのは如何なものか
荷電粒子は電場内ではクーロン力を受け,磁場内ではローレンツ力を受けて運動する.例えば,負電荷をもっている電子は電場内では正極に引き付けられるように運動し,磁場内では磁場と運動方向に対して垂直な方向に力を受けて運動方向が変 […]
技術英会話メールマガジン:元素 Fe,Co,Ni の発音です
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 前回,周期表 (周期律表) の第4周期のB族,遷移元素,遷移金属の内,スカンジウム Sc,チタン Ti,バナジウム V,クロム Cr,マンガン Mn の発音を終えました。残りの第 […]
東工大のセラミックスの祖 ワグネル先生(1)
1966年卒 安田榮一 東工大のセラミックスの開祖であるワグネル先生(Dr.Gottfried Wagener, 1831~92)を記念して35回まで続いた「ワグネル記念講演会」の最終回が開催されてから20年が経ち、ワグ […]
たつひとの富士山 その18:2023年富士山高齢登拝者
富士山本宮浅間大社の高齢登拝者名簿 富士山本宮浅間大社から令和5年,2023年の高齢登拝 とはい/とうはい 者名簿が届きました。今年の富士山開山期間中の登山者は環境省発表で22万1千人で,2022年の1.5倍,高齢登拝 […]
量子論を理解できるのは誰だろう
シュレーディンガーの波動方程式に限ったことではないが,量子論[1a, 1b, 1c, 1d, 1e, 1f, 1g]が分かりにくいというのは誤りで,ファインマン(Richard Feynman)が「誰も量子力学を理解して […]
技術英会話メールマガジン:元素 Sc,Ti,V,Cr,Mn の発音です
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 周期表 (周期律表) の第4周期に入ります。すでにアルカリ金属のカリウム,K とアルカリ土類金属のマグネシウム,Mg の発音をお話しました。ここでは,いよいよ第4周期のB族に入り […]
原子と核とその内部を調査する
原子の概念の始まりは古代ギリシアの哲学者デモクリトスまで遡ることができるが,気体の性質や化学反応の法則が見いだされてから改めて原子説を提唱したのはドルトン(John Dalton)だ.ドルトンは1808年から3回に分けて […]
技術英会話メールマガジン:元素 Al,Si,P,S の発音です
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 元素の発音にもかなりなれてきたのではと思います。第3周期で残っている3A族(13族)から6A族(16族)までの元素についての発音をやりたく思います。これらの元素は,アルミニウム […]
技術英会話メールマガジン:アルカリ土類金属の発音です
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 アルカリ金属の次は,その隣の第2族,第2A族のアルカリ土類金属です。アルカリ土類金属は英語では,alkali earth metals で日本語そのままですが,これ日本語が英 […]
染井を歩いて手島精一に出会う
JR駒込駅の北口を出たところに桜のポストがある.駒込駅から染井霊園に向かう駒込一帯はソメイヨシノ発祥の地だ.オオシマザクラとエドヒガンの交配からつくられたといわれ,幕末から明治初期に全国に広まった.ソメイヨシノは地名の染 […]
技術英会話メールマガジン:アルカリ金属の発音です
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 前回は,希ガス (貴ガス) の発音でした。今回は,周期表 (周期律表) の一番左,第1族,第1A族のアルカリ金属です。アルカリはalkali,アルカリ金属は alkali met […]
明治神宮の「さざれ石」と我が家の「石ころ」
明治天皇と昭憲皇太后を祭神とする明治神宮は1920年の創建だ.かつて武蔵野の代々木野といわれていたその場所は,肥後藩主・加藤忠廣の別邸であったが,1640年から彦根藩主・井伊家の下屋敷となり,それを1874年に明治政府が […]
技術英会話メールマガジン:希ガス (貴ガス) の発音です
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 ハロゲン族の次は希ガスで,第18族,あるいは8A族ですね。希ガスの英語の綴りは,noble gasesです。2005年に,希ガス rare gas が noble gas に変更 […]
技術英会話メールマガジン:ハロゲン族の発音です
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 いよいよハロゲンまできました。第17族,あるいは7A族ですね。ハロゲンの英語の綴りは,halogenです。この halogen の発音をYouGlish で聞いてみましょう。 「 […]
なぜ放射線はわかりにくいのか(番外編)
エックス線以外の放射線は核反応に関係し,核反応は素粒子に関係する.放射線がわかりにくいのは,素粒子の世界がわかりにくいからだ. 素粒子の世界を分かり易く解説したインターネットサイトとしては,高エネルギー加速器研究機構の「 […]
技術英会話メールマガジン:元素 B,C,N,O の発音です
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 今回から非金属元素です。原子番号5~8番まで,ホウ素,炭素,窒素,酸素 の発音です。これらの元素名は日本語で由来です。これらの英語の綴りは,B;boron,C;carbon,N; […]
なぜ放射線はわかりにくいのか(その4)
放射線がわかりにくいのは,確率的な健康被害を受ける線量の評価基準としている実効線量が計測器で測定可能ではないからだ.吸収線量に放射線加重係数を乗じて等価線量を算出し,それに組織加重係数を乗じて実効線量を算出するのだ.外部 […]
技術英会話メールマガジン:ベリリウムの発音です
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 前回の元素の発音のつづきです。水素,ヘリウム,リチウムに続く四番目の元素はベリリウム Beで,英語の綴りは,beryllium です。/ベリリィアム/ですね。 さっそく,You […]
なぜ放射線はわかりにくいのか(その3)
放射線がわかりにくいのは,確率的な健康被害を受ける線量の評価基準としている実効線量の算出方法が随時変更され,それによって自然放射線による被ばく線量が時代とともに変化してきたからだ.これはICRP(国際放射線防護委員会)の […]
技術英会話メールマガジン:リチウムの発音です
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 前回の元素の発音のつづきです。水素,ヘリウムに続く三番目の元素はリチウムです。リチウムはかなり身近になりました。スマートフォンの電池やモバイルバッテリー,ハイブリット車,電気自動 […]
なぜ放射線はわかりにくいのか(その2)
放射線がわかりにくいのは,さまざまな粒子線や電磁波のなかで電離作用のあるものをまとめて放射線としているからだ. エックス線とガンマ線は電磁波の一種だが,明確な区分はない.荷電粒子が減速するとき,制動放射によってエネルギー […]
国際単位系のあれこれ20
誤差の表現方法と有効数字 よく、5~10 mとか100±1 mと書くかと思います。これも5と100が単位の無い数字となるので間違いとなります。正しくは5 m ~10 m、100 m ± 1 m あるいは(100 ± 1) […]
技術英会話メールマガジン:水素とヘリウムの発音です
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 前回のメールマガジンで周期表 (周期律表) のお話をしました。いよいよ元素の発音に入っていきます。一番目の水素は日本語です。その英語のスペリングはと聞かれて,元素記号が「H」だか […]
なぜ放射線はわかりにくいのか(その1)
文部科学省は「小学生のための放射線副読本」と「中学生・高校生のための放射線副読本」を作成し,環境省は平成26年以来「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料」を毎年発行している.そして日本アイソトープ協会の提供する […]
技術英会話メールマガジン:Periodic table ?
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 これまで,英語の発音についてこのメールマガジンでお話してきました。その他にも発音についてヒントとなる話題を技術英会話エッセイに載せています。ご興味があれば,技術英会話エッセイの目 […]
関東支部 見学会のお知らせ(ホフマン窯の見学:栃木県野木町)
昨年度計画し、諸般の事情から実施を見送った「ホフマン窯の見学会」を関東支部主催で11月17日(金)に実施します。栃木県野木町を訪れ、国の重要⽂化財「旧下野煉化製造会社煉⽡窯」を見学し、併せてその周辺の由緒あるお寺や神社を […]
技術英会話メールマガジン:母国語だけで大学を卒業できる幸せな国
英語がお上手な人はパスしてくださいね。 9月に入りフィリピンでの10日間の合気道の稽古指導を終え日本に戻ってきました。この技術英会話メールマガジンもその間,間隔があいてしまいました。フィリピンでの合気道の稽古は,英語で […]
溝口さんぽ(No.20最終回)
地球温暖化の顕在化による影響からなのでしょうか、本当に今年の夏は暑いですね。この酷暑の中、毎日目標の1万歩を目指して散歩しています。8月はこの欄の記事を一休みさせて頂きましたが、ウオーキングについては目標をクリアできま […]
国際単位系のあれこれ19
物理量表記の文法 物理量に使う記号は斜字体になります。その他の単位や用語、略称などは直立体を使います。これは添え字として使うときも同じです。例を示します。 v = 20 m/s 速度v […]