~ 新年のごあいさつ ~ 会長 岡田 清
無機材会会員の皆様、新年おめでとうございます。2024年の年頭にあたり一言挨拶を述べさせて頂きます。
2023年、コロナ禍は少し下火になりましたが、ロシアのウクライナへの侵攻は終息の気配もなく、これに加えてハマスのイスラエルへのテロ攻撃に端を発したイスラエルのガザ地区への猛烈な軍事攻撃が始まるなど、世界的に政情不安が拡大しています。また、地球温暖化の影響だと思われますが、世界各地で洪水、干ばつ、酷暑、厳寒など極端な気象現象が頻発するなど、大変な一年になりました。今年は辰年になりますので、龍の持つ霊力でそれらの懸案がすべて解消することを願いたいものです。
昨年の無機材会の活動ですが、これまで重点的に進めてきました現役の学生さんへのキャリヤサポートのイベントに種々課題が出てきてしまいました。これには3年強の期間、我々の活動がコロナの影響を強く受けて制限されたことと、民間の人材紹介会社などの活動の普及拡大により学生さんが様々なチャンネルで自らのキャリヤを考える機会を提供されるようになったことが主な要因として考えられます。役員会では、この緊急の課題に対して対策を検討中ですが、なかなか具体的な企画が立てられない状況にあり、今年も継続課題となっています。
一方、無機材会の支部活動としては、毎年活動を続けている東海・北陸支部、関西支部に対して、関東支部はコロナ禍で見学会などの活動を取りやめていましたが、昨年は久しぶりに栃木県野木町の交流センターに保存されているホフマン炉の見学会を催しました。他の支部もそれぞれ可能な範囲で活動を始めて頂ければ幸いです。無機材会の体制につきましては、昨年、ホームページなどの刷新を進めて頂きました広報担当の岡田明さんが副会長を退かれましたが、その代わりに若手の会員3名に新役員として加わって頂きましたので、今後の活動強化に貢献してもらえるものと大いに期待しているところです。
今年一年、同窓会の活動をさらに活発にできますよう、皆様のご協力を頂きながら活動していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。