技術英会話エッセイ: 参考にならない英語遍歴 その1 そもそも

 英語がお上手な人はパスしてくださいね。

英会話においても経験は大きな武器です。直接は参考にならないかもしれませんけど,今のこの技術英会話のベースになったものです。それでは始めますね。

大学をでるまで 
<小学生のころ>
 母が
 「これからは英語が大切なので,家では英語だけを使います」
 と宣言して,
 その後,まったく家族の中で会話が途絶えたのを記憶しています。
 別に母が英語ができたわけでもなく,
 テレビでもみた影響での宣言だったのでしょうが,
 その情景が頭に焼き付いています。

<大学>
 大学入試のために1年間は英語の勉強し,そこそこの点は取れたものの
 大学でもまわりに英語がある環境になかったのでそれっきりでした。
 したがって,会社に入るまで英語の勉強は大学入試のためのその1年間だけでした。
 しかも,英会話ではありません。英語の勉強です。

会社に入って 
<鉄鋼会社に入社して>
・入社した鉄鋼会社は,毎年自己申告を行います。
 同じ研究所に配属されたのが4人。
 自己申告用紙には,留学希望の有無を確認する欄があり,
 皆,自己申告の留学の欄の希望に○を付けているのを横目で見て,
 これは留学希望に○をつけないと人事評価上マイナスで,
 給料にも影響するなと,私も留学希望に○。
 それも毎年,英語が不得手なのに留学希望の欄に○。
 にもかかわらず毎年ある社内の英語検定は,色々理由を付けてはパス。
・ある時,所属する研究室長から,
 「高橋は留学希望を出しているけれども,
  英会話の教室も,
  英語の試験も受けていないじゃないか」
 といわれ,これはまずいとまずは社内の英会話のクラスへ通うことに。

ではでは。

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高橋達人 tatsudoc@nifty.com