技術英会話エッセイ: 参考にならない英語遍歴 その 10 授業

 英語がお上手な人はパスしてくださいね。

2022年となりました。本年もよろしくお願いします。

いよいよペンステートでの授業の始りです。


<授業を受ける>
 授業の出席者は10~50,60人。人数が大きく違うのは,マスターだけの授業と学部学生との合同の授業があるためです。学部からそのまま同じ大学で修士に進む人はあまり多くありませんので学部の授業も大切です。授業の内容も初めにその科目を理解するのに必要な数学,物理など高校レベルの説明をしてくれます。日本語で頭に入っている内容を英語でチェックできとても勉強になりました。
 さて,多くの米国人に囲まれて,圧倒されてしまうのをさけるための私の方法は,一番前に座ることです。席は前から埋まってきますので,早めの場所取りが必要です。一番前ですから,先生と1対1で授業を受けているイメージです。我ながら立派だと思うのは,手を上げて質問していたことです。周りの人が眼に入らないので,質問もすぐできたのでしょうね。

<試験>
 普通の日本の学生と同じで,大学院生も遊ぶ時間が欲しいです。こちらは,そんな時期はとうに過ぎているので,朝6時から夜12時まで,勉強三昧です。したがって,試験はほほ満点,一番です。そうすると,ノートをコピーさせくれとお願いが入ります。私のノートは,黒板や先生の話を書き取ったのもですが,日本人ですから「r」と「l」の区別もつかず,書き連ねたものです。コピーしたものを読めたかどうかは定かではありません。そんなことで,最初のセメスター(semester)は,「Straight A」日本で5段階表示でオール5というやつです。大丈夫かなと心配そうに送りだした室長は,送った成績表をみて大いに喜んだとの話が伝わってきました。

ではでは。

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高橋達人 tatsudoc@nifty.com