技術英会話エッセイ: 参考にならない英語遍歴 その6 運転免許証取得

 英語がお上手な人はパスしてくださいね。

<大学町ステートカレッジ>
 向かう場所は,長方形のかたちをしたペンシルバニア (Pennsylvania) 州のど真ん中のカウンティ (county/郡) がキーストン (keystone) で,そこにある大学のある町。町の名はステートカレッジ (State College)です。
 名前のとおりの大学町で,町の人口はほとんど学生と先生の数といってもいいくらいです。犯罪も極めて少なく,家に鍵をかける人もほとんどいないという米国では恵まれた環境です。学生はアジア系が多いもののアフリカ系学生は極めて少ない大学でした。自然は,アパラチア山脈の中にあり日本でいえば軽井沢を,北海道の緯度にもってきた感じです。冬にはマイナス30度まで経験しました。

<運転免許証取得>
 現地の運転免許証は,長期滞在の人は必須で,かつ身分証明書として役にたちます。当時多用した小切手を使うときも,身分証明書として運転免許をみせます。国際免許証と日本の免許証は,3ヶ月未満の滞在には有効ですが,3ヶ月以上の滞在の人は,滞在開始から使えないこととなっています。
 試験は,試験場で口頭試問で行われます。大勢いる字を満足に読めない人のために,英語での口頭試問ですが,逆に日本人には大変です。実技は当時の試験ではなかったです。実技があると米国は,左ハンドル,右側通行ですからそう簡単ではなかったと思います。ペンステートに留学していた久保寺先輩から,事前に試験のテキストを入手していたので,試験は簡単でした。即日,免許証を手にしました。この時,日本の免許証と交換,没収です。帰国時に返してもらえます。

運転免許試験教本です。
制限速度の55はマイル表示で88km/hrのことです。

 この運転免許証を手にしたのは,米国入国後5日目,これで,日本から送った自分の車,ホンダのビガーをニューヨークの隣,ハドソン川を渡ったところにあるニューアークの港まで受け取りに行けます。

ではでは。


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高橋達人 tatsudoc@nifty.com