技術英会話エッセイ: 「see」と「sea」と「C」の発音

 英語がお上手な人はパスしてくださいね。

【「s」と「sh」の発音,まずは「s」の発音からです】

 「see」と「sea」と「C」の発音は「シー」ではありません。この三つ,発音がまったく同じだと知っていましたか。三つとも同じなんです。テキストメール(SMS)で,「C U」は「See you! またね」の意味です。この「see,sea,C」はカタカナで書くと「スィー」に近いです。この「s」の発音の覚え方は,海 sea ですからスィスィと泳ぐと覚えましょう。

Wollongongの灯台です

【シドニー】  オーストラリアの Sydney は「シドニー」では通じないんです。「シ」は「スィ」。涙がでます。客室乗務員さんも大変です。dには母音がついていないから,「スィ(d)ニー」と発音。dは心の中で言いましょう。心の中で言うと,舌が自然とdの形になります。dを心の中で言うのは cards /カーr(d)ズ/も同じです。carsは,dは無関係で/カーrズ/です。

【海】  スキューバダイビング (Scuba Diving)で,認定証は「Certification Card」から「Cカード」。「Sea カード」と同じなんです。すごいですね。

【レシート】  カタカナのところで勉強した「レシート,receipt」も「c」が入っていましたね。/reスィート/です。/スィート/は座るシート「seat」も同じ発音です。紙のsheetではないんです。勘違いしやすいですね。

【C】  ビタミンCは,vitamin Cで,/ヴァィタミン スィ/ですね。「c」で始まるcityもシティでなく,/スィティ/です。こちらの方は,日本語方言(日本語訛り)で通じていると思いますが。

【次はshの発音です】

【高橋】  私の苗字は「高橋」,英語表記は「Takahashi」です。そう最後の「し」は「sh」で高橋の「し」,カタカナの「シ」と覚えましょう。彼女の「she」も「sh」ですね。
 前の「see,sea,c」の発音の方が難しくて,こちらの「sh」は意識すればOKと思います。

【シートの失敗】  オーストラリアの会社での職場会議で,両面コピー資料の裏面を見るために「バックシートを見てください (Back sheet, please)」とお願いしたら,みんな,手はそのまま資料を裏にひっくり返そうともせず,後を振りかえって「なに?」といった顔つき。私が資料をひっくり返し,裏面をみたのをみて初めて理解。「Back seat, please」では後部座席に移ってと言われたと同じで皆,固まります。「日本人は,sheetとseatとsweetの発音は難しいんだ」と説明して大爆笑。sea,see,Cの「スィ」の発音にばっかり気にして,自分の姓の肝心の高橋の「シ」を忘れていました。紙のsheetは「シ」です。seat sheet materialは座席のシートの材料です。receiptは「seat」で「スィ」でしたね。
 ハッハッハ と笑ってごまかしました。「I'm from Japan.」と。

【shの音】  
  静かにのときの「シー【Learn English with Ronnie! [engVid]】
  キスするときの口の形で「シー【ForB English Lesson】
  唇 くちびる をつきだし,あひる口。汽車のシュシュポッポ 【Yumi's English Boot Camp 】

【寿司 すし の法則】【ネットにでてた話】
  「s」はガス漏れの音。 /シ/ではなく /(ッ)/
  「s」と「sh」の発音の違いをうまく言い表しています。
  「Please sit」と「Please shit」では大違い。 

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