80歳にして自分の宗教探し?(#6/8:高野山②)

 朝起きてびっくり

 六時半からの朝のお勤めに参加するべく、六時に起きて外を見て吃驚。なんと雪が降っているではないか。 天気予報大外れ。 40分のお勤めはご住職(院家様)により荘厳な雰囲気の中で進められた。教えの中心は「神仏習合」であった。外国人対応もしっかり出来ており、ポケトークのような同時翻訳機に向かって日本語で喋ると、少し時間を置いて英語での説明が流れてきた。お勤めの後、遍照光院様の所蔵物を回って見て歩き、日本語と英語での説明があった。8時からゆっくりと朝食を頂き、満腹になって、さあ出発。

 雪は深々と降ってはいた。レンタカーは冬タイヤでは無かったので心配したが、路上に積もる程では無く、車に積もった数cmの雪を取り除いて出発した。

 テレビ番組「2時間で巡る高野山」の指導に従って、中門・金堂・白と黒の犬がいる御社、三鈷の松で3本松葉を拾い、西塔・根本大塔・御影堂と見て回った。雪のためか、各建物の中に入る人は少なく、ゆっくりと見学出来たが、一寸時間オーバー。途中の峠のドライブインで昼食を摂り和歌山城に着いたのが一時過ぎ。

 帰りの列車が2時50分で、ガソリンを入れたり車を返したりの時間を考えて、お城の内部の見学は残念ながらパスした。

 案の定、駅前にはガソリンスタンドが少なく、和歌山駅に着いたのは発車20分前であった。 途中、新大阪駅で551蓬莱の豚まんを子供たちの土産に買った。

図19:和歌山城(外周だけの見学)

(後日談:久し振りの450kmの山岳ドライブは80歳の自分にはオーバーロードであったようである。緊張した運転のせいか肩が異常に懲り、歯が浮いて、一週間以上辛い思いをした。家内も同じでした。)

次回は6月18日 エピローグ  毎週火曜日9時公開 (無機材会 安田榮一)

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