~ 新年のごあいさつ ~  会長 片山 恵一

無機材会会員の皆様、明けましておめでとうございます。2025年の年頭にあたり、新年のご挨拶を申し上げます。

母校は昨年の10月1日に東京医科歯科大学と統合し、東京科学大学が誕生したことはご承知の通りです。ただ、同窓会につきましては、当面、それぞれの大学の同窓会が別個に活動を続けていくことになっており、無機材会も蔵前工業会の下部組織として、これまで同様、独自の活動を続けて参ります。とは言うものの、近年は従来のように卒業と同時に無機材会に入会するような状況ではありませんので、個人情報の入手が難しくなりました。また、学生達の情報入手の方法が多様化したこともあり、無機材会が学生を対象に実施してきたキャリア形成のための行事への参加者が激減したことも事実です。そこで、無機材会の役員会ではこうした現状を打破するための対応策を検討してきましたが、妙案を見出すことはできませんでした。このような同窓会活動の困難な状況について大学の先生方にご相談しましたところ、同期生同士は卒業後も様々な形で連絡を取り合っていることが分かりました。そこで、まずは同窓会名簿の充実を目的として、卒業後5年、または10年を経過した同期生、および卒業年度が近い同窓生にお声がけをし、新しく誕生した大学を見て頂くための集会を企画しています。詳細については、概要が纏まり次第、無機材会のホームページで告知すると共に、関係者にお知らせ致します。

また、無機材会には6支部があり、それぞれ独自の活動を行っております。なかでも東海北陸支部と関西支部は毎年総会と懇親会、中部四国支部は懇親会を開催していますし、九州支部は新たに見学会の開催を予定しているようです。関東支部は2023年から見学会を再開しており、毎回十数名の同窓生にご参加頂いています。なお、無機材会のホームページには、これら支部の開催行事等を含めて無機材会の現状をご理解頂くための情報を掲載しています。また、会員が自由に寄稿・投稿できるページもあり、個人的には前会長の岡田先生の『豊橋さんぽ』、岡田明さんの『歴史と史跡のエトセトラ』の更新を楽しみにしています。会員各位に置かれましては、是非ともこれら会員のためのページをご利用くださいますようお願い致します。

最後になりましたが、今後も皆様からの変わらぬご支援を頂きながら、無機材会の活動が少しでも活発化するよう、役員一同、努力して参る所存です。本年も宜しくお願い申し上げます。

                

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