技術英会話エッセイ: Periodic tableてなに?

 英語がお上手な人はパスしてくださいね。

 米国でポスドクの人から「Periodic Table」見せてくれと言われて,当方ポケ~・・・。机の上に広げていた日本語の化学の本を指さして,机の上に広げているじゃないかと言われて,初めて,「Periodic Table」が周期表(周期律表)だとわかりました。

 「単語が聞き取れる」と「意味が分かる」はまったくの別物であることを初めて認識した瞬間です。

 周期表(周期律表)を作ったのは日本じゃなく,周期律表は外来語の訳だったのですね。現在では,周期表といいますが,昔は周期律表といいました。内容からしたら周期律表の方が適訳と思っています。「Periodic Table of the elements」の省略したものが,周期表 (周期律表)「Periodic Table」ですね。

 東工大の学生はほとんどの人が理系です。中学,高校と周期表と随分にらめっこしてきたと思いますが,あくまで日本語世界の周期表です。日本語の元素名がどのようにつけられてきたか調べてみると面白いです。この技術英会話では,「Periodic Table」を使って,元素の英語名を知るだけでなく,ヒヤリングや発音の仕方のトレーニングにも使っていきます。このポイントは,別のエッセイでお話したく思います。

 技術英会話エッセイ 目次  https://ceramni.matrix.jp/?p=1582

 技術英会話メールマガジン 目次 https://tatsuaiki.sakura.ne.jp/wp/archives/1619

無機材会 企画担当 高橋達人 tatsu.english@gmail.com

技術英会話: グーグルで「技術英会話」と「”」「”」で囲って検索すると,検索結果の1番目,2番目に筆者の「技術英会話」がヒットします。技術英会話はそれほどレアです。

筆者: 高橋達人 (たかはしたつひと)  大学時代の英語は東工大の学生レベル,30代前半で英語が不得手にもかかわらず米国の大学院へ会社派遣留学。真面目に勉強して1年半で修士卒業。会社生活の最終ステージで 6 年間豪州の現地会社に勤務。海外では勉学や仕事のかたわら合気道で体を動かし,現在は豪州,フィリピン,カンボジアで合気道を指導。
東工大 無機材会 企画担当副会長