2023年の年頭あいさつ     会長 岡田 清

 無機材会会員の皆様、新年おめでとうございます。2023年の幕開けにあたり一言メッセージを送らせて頂きます。昨年はコロナ禍に加え、ロシアのウクライナへの突然の侵攻があり、世界中が大変な一年になりました。今年はうさぎ年になりますので、それらの懸案がぴょんぴょんと改善する方向に進展していくことを期待したいと思います。

 ここで昨年の無機材会の活動につきまして振り返ってみますと、2020年冬に顕在化したコロナ禍がそろそろ収束すると想定し、総会および役員会などの会議や企業セミナーおよび工場見学などの現役学生に対する支援の活動、さらには支部における様々な活動が従前の対面方式で行えるようになるのではないかと期待していました。しかし、皆様ご承知のように1年間を通して第8波まで繰り返し感染拡大が断続的に続いたため、6月の総会をはじめその他のほとんどのイベントは3年連続でリモート開催にせざるを得ませんでした。そのような中で、役員会は対面を主体としたハイブリッド方式を模索しながらではありますが、開催することが出来ましたので、今年は最悪でもこの方式で総会などを開催できるのではないかと願っています。また、3年がかりで取り組んできました、これまで印刷されて来た同窓会誌を取りまとめ、1冊の本として出版することが出来ました。これにより、既にホームページで公開しています会誌のアーカイブに加えて印刷物として同窓会の活動歴を残せることになりました。また、この出版物は国会図書館に納本するとともに大学の図書館、史資料館にも寄贈し、保存して頂けることになりました。70年程の同窓会の活動を取りまとめ、保存することができましたのは、大きな成果と言えます。

 今年も世の中の動静には色々と落ち着かないことが続きそうな様子ですが、同窓会の活動を活発にできますよう、皆様のご協力を頂きながら活動していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。


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