技術英会話エッセイ: 元素記号の続きです。フッ素の英語名はなじみが薄いですね その2
英語がお上手な人はパスしてくださいね。
続きです。ここでは,雑音を少なくするために個々の元素番号などは示しません。
【ホウ素】 ホウ素は日本語です。漢字では「硼素」で元素記号はBでしたね。Bは boron のBです。
【炭素】 Cです。化学でも,Cがたくさん出てきますし,カーボンもよく使います。Cの英語表記の carbon はよく目にします。かなりなじみがありますね。「r」があります。
【窒素】 N 英語はあまり使いません。Nの nitrogen は頭にアクセントがあります。発音は/ナィトロジェン/です。
Liquid nitrogen boils at minus 196 centigrade. は覚えておいた方がいい温度ですね。
【酸素】 Oの英語の oxygen はあまり使わないかもしれません。これも頭にアクセントです。
【フッ素】 フッ素コーティング,歯に塗るフッ素。この英語のspellingがでてくるひとは偉いです。フッ素はFで fluorine です。発音は/フローリン/です。「l」です。
【ネオン】 ネオンサインのネオンです。Neです。元素記号の Ne を知っている人はあまり多くないと思います。さらに neon のspellingはなじみがなく,発音は/ニーオン/です。へぇ~でしょ。
【ナトリウム】 Naは案外目にします。ではspellingは,sodiumです。えぇ~でしょ。知っている人は知っていることですけど。しっかり覚えましょうね。発音は/ソディウム/です。初めにアクセントがあります。ちなみに,ナトリウム (natrium)はドイツ語です。
【マグネシウム】 Mg マグネシウムは豪州では子供の足がつるときに病院で処方していました。日本ではマイルドな下剤ですね。マグネシウム単独で薬を日本では売っていませんが,豪州では小さな瓶から大きな瓶まで豊富です。豪州へ行ったときに必ず買って帰ります。Mgは magnesium です。元素の単語名を書くときは,元素記号と違って,文のはじめでは大文字になりますが,文中では頭文字は小文字です。この点は知っておくといいですね。さて,私の発音は/マグニージャム/です。真ん中にアクセントです。
本日はここまでです。
ではでは。
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無機材会 企画担当 高橋達人 tatsu.english@gmail.com
技術英会話: グーグルで「技術英会話」を検索すると,検索結果の1番目,2番目に筆者の「技術英会話」がヒットします。技術英会話はそれほどレアです。
筆者: 高橋達人 (たかはしたつひと) 大学時代の英語は東工大の学生レベル,30代前半で英語が不得手にもかかわらず米国の大学院へ会社派遣留学。真面目に勉強して1年半で修士卒業。会社生活の最終ステージで6年間豪州の現地会社に勤務。海外では勉学や仕事のかたわら合気道で体を動かし,現在は豪州,フィリピン,カンボジアで合気道を指導。
東工大 無機材会 企画担当副会長