技術英会話メールマガジン:Periodic table ?

英語がお上手な人はパスしてくださいね

 これまで,英語の発音についてこのメールマガジンでお話してきました。その他にも発音についてヒントとなる話題を技術英会話エッセイに載せています。ご興味があれば,技術英会話エッセイの目次からたどってみてください。

 技術英会話エッセイ 目次  https://ceramni.matrix.jp/?p=1582

 さて,今日は技術英会話となったきっかけのお話をしたく思います。今回の題名の「Periodic table ?」です。アメリカ留学中のこと,大学院生として留学したので居室は,ポスドクなどと同室です。あるとき「Periodic table をみせて」と言われました。「周期表?」頭の中で,色々なことがめぐります。「なんだろ,なんだろ」と。しびれを切らしたポスドクは「机の上に広げているじゃないか」と。そこには,私が日本から持参した日本語で書かれた化学の教科書の裏表紙の周期律表 (周期表)が開いてありました。Periodic tableて周期律表のこと。初めて知りました。音は聞いて分かって,その単語の意味も分かって,実際の意味は分からなかった実例です。これは,これですごくショックでした。知っている化学の用語と英語の用語を一致させないと会話もできないことを身をもって体験しました。

 理系の私でもそうなので,まして文系の人は中学の理科の単語・用語も英語にすることはできず,そのような題材の会話などできないに違いないと。日本の街の英会話教室では,日々の生活の会話を中心に学習していても,中学校の科目となっているようなことを題材とすることなど想像外のこととだろうと。逆のことを言えば,中学校の理科や高校の物理の単語,用語を使いこなせれば,かなりの自信につながるのではと。これが技術英会話と名付けて,ウエブサイトを作り始めたきっかけのお話です。

 次回から,周期律表を使って元素の発音に進んでいきます。皆さんかなり自信がつくと思います。

 この辺の周期律表のお話を,次の技術英会話エッセイに書いています。よければ立ち寄ってください。

 技術英会話エッセイ: Periodic tableてなに? https://ceramni.matrix.jp/?p=687

【コーヒーブレーク わたし独自の発音記号】
 最近は,1841年に海で遭難し米国に渡ったジョン万次郎のカタカナ発音表記法が話題になっています。これまでも,少しですが,
高橋独自の発音表記をこのメールマガジンの中で使って書いてきました。
この自己発音記号/独自発音記号が活躍したのが,オーストラリアの地名です。辞書などに地方の地名はでていませんし,グーグルマップの地名のカタカナはむちゃくちゃです。
ただし,自分でつけた自己発音記号/独自発音記号はかなり再現性がいいです。他人がつけた発音記号は参考にはなりますが,自分でつけた発音記号ほどばっちりではありません。
 この辺のことは,以下の技術英会話エッセイに載せいています。ご興味があればみてみてください。

 技術英会話エッセイ: 自分独自の発音記号 https://ceramni.matrix.jp/?p=954

今日のお話はここまでです。

 技術英会話エッセイ 目次  https://ceramni.matrix.jp/?p=1582

 技術英会話メールマガジン 目次 https://tatsuaiki.sakura.ne.jp/wp/archives/1619

無機材会 企画担当 高橋達人 tatsu.english@gmail.com

技術英会話: グーグルで「技術英会話」を検索すると,検索結果の1番目,2番目に筆者の「技術英会話」がヒットします。技術英会話はそれほどレアです。

筆者: 高橋達人 (たかはしたつひと)  大学時代の英語は東工大の学生レベル,30代前半で英語が不得手にもかかわらず米国の大学院へ会社派遣留学。真面目に勉強して1年半で修士卒業。会社生活の最終ステージで6年間豪州の現地会社に勤務。海外では勉学や仕事のかたわら合気道で体を動かし,現在は豪州,フィリピン,カンボジアで合気道を指導。
東工大 無機材会 企画担当副会長