溝口さんぽ(No.8 二ケ領用水)
前回は暑い季節に日差しを避けて散歩する大山街道沿いのコースについて紹介しましたので、今回は通常の散歩コース(どちらかというと日差しとともに歩くコース)について紹介することにします。
川崎市には細長い市域に沿って流れる用水、二ケ領用水があります。江戸時代に農業用及び生活用として開発された用水で、多摩区の宿河原付近の多摩川から分水され、市域をほぼくまなくカバーするように網目状に広がり、東京湾に注いでいます。溝口のあたりでは1本だけで、東急線の溝口と高津駅の間を流れています。
私の通常の散歩では、国道246号線のあたりからこの二ケ領用水沿いに第三京浜国道の高架下のあたりまでを往復します。やや速足で歩いて約5㎞、1時間程のコースになります。一部車が通れる場所もありますが、概ね歩行者優先の道路ですので、散歩に適しています。道端には歩道の脇に枝垂桜やつつじが植えられ、また、地域住民の手によると思われる家庭花壇のようなものもあり、季節の移り変わりに伴って色々な花々や野鳥を楽しむことができます。今年は6月には暑い日々が始まりましたので、まだ当分このコースを歩くことはできません。早く散歩に適した気温になる日が来ることを願っています。