無機材会・九州支部 2024年度見学会(開催報告)

 2025年2月9日(日)、福岡県南端の大牟田にて無機材会・九州支部の見学会を開催した。長らく活動を休止していた九州支部で急遽の企画/案内であったが北九州地区からもご参加頂き、総勢4名の集まりとなった。

「明治日本の産業革命遺産/製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として、全国8エリアにある23の構成資産が世界文化遺産としてユネスコに登録されたのが2015年のことなので、ちょうど10周年ということになる。https://www.japansmeijiindustrialrevolution.com


 その構成資産の一つである「三池炭鉱・三池港」「月が出た出た…ヨイヨイ」の炭坑節でお馴染みの石炭産業の地である。今回見学に赴いた石炭産業科学館では、三池で石炭が発見されたとされる15世紀から現代まで、石炭に関わる人々と技術の進歩について詳細な資料や豊富な展示物が供覧に付されており、子供から熟〜高年の我々まで楽しめる内容となっているので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。

 
 その後は「現場」として有名な万田坑跡を訪れ、ホスピタリティ溢れるボランティアスタッフの流暢な説明を受けて、明治日本の産業革命に感じ入った次第である。最後は、大牟田老舗のそばやにて一献し、楽しいひとときを過ごさせて頂いた。お集まり頂いた皆様に感謝申し上げるとともに、次回以降の企画について奇譚なきご意見頂けますと幸甚です。

(九州支部長 榎本尚也)

                        

                

           

               

                   

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