溝口さんぽ(No.13新年の神社回り)

 ”溝口さんぽ”も2年目を迎えました。今年もよろしくお願いします。さて今回は、新年になりましたので、元旦の朝、これまでの散歩コースなどにある各地区の神社をめぐってみることにしました。住んでいる地域の鎮守社は溝口神社なので、こちらをゴールにすることにして、溝口の周りの地区の神社を時計回りにめぐることにしました。

 まず、二ケ領用水を上流に向かい、多摩川の支流である平瀬川と用水が立体交差する地点にある久地円筒分水近くの久地神社に行ってみました。この神社は溝口神社と兄弟社の関係のようですが、段丘の崖線にあり、狭い社域には近くの氏子と思われる人々が集まっているようでした。
 次に久地かすみ提沿いの道を多摩川方向に向かい、多摩川の堤防を右折して川沿いに進むと、二子地区の二子神社に到着です。こちらには参拝者は見当たりませんでした。そこで次の目的地に向かうことにし、大山街道の交差点を渡り、東急線の二子新地駅の下をくぐって諏訪地区の鎮守社である諏訪神社に。こちらは近くの住民と思われる人々が三々五々参拝している様子でした。
 さらに歩を進め、今度は北見方地区の白髭神社に。こちらの神社は境内も比較的広く、普段から何かと行事をしているからか、これまでの神社よりは人が多く参拝しています。やはり不断の努力が反映するのかなと、思いました。
 白髭神社からは第三京浜の高架を左側に見ながら二ケ領用水を越え、坂戸地区にある坂戸御嶽神社に。こちらも熱心に管理している地域の住民を中心に参拝する人達。一方、隣地には東森稲荷神社があるが、こちらにはあまり参拝する人は見かけられませんでした。
 坂戸の神社からさらに西に進み、南武線の踏切を渡り、富士通ゼネラルの広い敷地の外に沿ってしばらく歩き、末長交番の交差点を渡り、段丘の崖線に沿った小道を歩き、久本地区の久本神社に到着。こちらには数名の参拝者が思い思いに写真を撮っていました。

 この時点でほぼ毎日歩いている1万歩になるので、作延地区の神社は後日という事にして、溝口の駅前を通り、溝口神社に。神社の近くまで来ると、大山街道に人の行列ができていて、その列は参道まで続いていました。その長さ、ざっと100m程でしょうか。コロナ禍になってから年々参拝者が増えているようです。若い人もたくさん見かけるようになったかと思います。駅から数分程度の好立地にあることや日ごろから様々な行事を行ったり、選挙の時には出陣式に使われたりと、神社の積極的なスタンスが関係しているのかな。

新年を迎える準備が整った年の瀬の溝口神社の参道風景。
新年の溝口神社には多くの参拝者が長い行列を作っている。

 翌日、残りの2つの神社に行ってみました。まず、久地地区の隣の上作延地区に。県道野川―柿生線の宮下交差点のところに目的地の赤城神社が。この神社は稲毛氏の居城であった作延城の辰巳の鬼門封じに創建されたと言われており、高津区ではもっとも古いことになります。平瀬川が作った谷底面から段丘面の急な階段を上ったところに社殿があったのですが、参拝者は1人だけで、ひっそりとしていた。早々に失礼して、下作延地区の神社に。こちらは所在があまりはっきりしなかったので、スマホを使って目的地へ。示されたルートは確かに近道だったようであるが、先程とは反対側の段丘面を上り下作延神明神社に到着。境内にはぽつんと社殿が建っているだけ。氏子と思われる老人が2人、暇そうにしていました。社殿の写真を撮り、境内から眺望を見た後、来た時とは反対方向から帰路に着く。通路の階段両脇には初詣のための幟がはためいていて、こちらが正規の参道だったのに気付かされました。下まで降りてくると、国道246号線の津田山陸橋の下になり、我が家からそれほど遠くないことが分かりました。

 以上、二日がかりで目的の神社巡りを完結できました。


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