星空を見て
さて、年初めの「埼玉短信」の投稿は、最近の空の奇麗さです。昔は浦和の夜空では2等星以上の星しか見えませんでしたが、今年の元旦に上空を見上げたところ、オリオン座、冬の大三角形の他に多くの星が見えました。スマホで撮った写真を下記に示します。左が低倍で撮影したもの(天頂部分は家の屋根、左下の三つの星のようなものは電線の碍子です)で、右が左の写真の赤枠の部分を3倍ズームして撮影した写真です。左の写真にオリオン座がしっかりと見え、そのオリオン座の三つ星を上に辿ると赤枠を拡大した中の赤丸の北斗七星のような星座が見えます。この星座何だかお分かりでしょうか。
答えは牡牛座の散開星団のプレアデス星団です。別名スバル(昴)と言えば、清少納言の枕草子、谷村新司の歌や自動車メーカーでご存知の方も多いと思います。実はこの6つの星は2.8等星から4.3等星なのです。すなわち、最近の夜空は4等星まで見えているのです。
自動車や工場の排気ガスが綺麗になった事を如実に現しているものと思います。
尚、この写真はi-Phoneの手持ち撮影したものです。フェンスに体を押し付けていますが、手持ちの三秒、ブレを自動補正してくれているようです。技術の進歩には驚かされます。