溝口さんぽ(No.11秋の風情)
前回の記事にも書きましたが、今年はたしかに例年よりも秋の深まりが早いようですね。11月に入るとともに樹々の葉が色づき始めました。下の写真は、マンションの庭木ですが、11月2日の時点でもうすっかり色づいています。今日は既に11月14日ですから、右側のモクレンの木はもうほとんど落葉しています。次に落葉するのは左側のハナミズキの木でしょうか。真ん中の柿の木はまだ黄色がかって見えますが、日が経つにつれて赤色がかってくるので、他の木よりも紅葉が長く、色の変化も楽しめます。また今日、寒冷前線が通り過ぎましたので、明日以降はさらに一段と秋が深まり、冬へと近づくことになりそうですね。
秋から春の期間の主な散歩コースになる二ケ領用水には両岸に枝垂桜が植えられていますが、最近はそれらの樹々の葉も少しずつ紅葉(色からは黄葉?)し始めました。今日のような寒冷前線の通過による風の強い日には、色づいた葉が舞い散る様子が見られるようになっています。冬はすぐそこに、と感じさせる一コマです。散歩している立場では風情を感じられるので良いのですが、住んでいる方にはその掃除が負担になっていることでしょうね。しかし、地球温暖化の影響でしょうか、季節の移ろいに対応した日々の気温の変化が昔と比べて大きくなっているように思います。そのためでしょうか、道行く人々の服装は千差万別、その服装だけでは今日は果たして暖かいのか、涼しいのか判断が難しくなっています。このような様子は30数年前に1年間近く暮らした英国で見られた感じとよく似ているような気がします。さて、明日はどのような服装で散歩したらよいことになるかな。