今年の秋は異常?
庭の彼岸花が咲き始めたので、さいたま市の見沼氷川女體神社と幸手市の権現堂へ行ってみた。
まず、昨年奇麗に咲いていた見沼の氷川女體神社の見沼代用水の土手ですが、ここには全く見られなかった。畑作業をしていた女性に聞いてみたら、「今年は刈り込んじゃったのか少ないね」とのこと。20分以上歩いてみたが、ほんの数ヶ所しか咲いていなかった。もう一つ散歩中に気になったのは、柿の実が目立ったこと。言い換えると柿の葉が殆どなかった。
幸手の権現堂の駐車場に車を止めて土手を見上げたら、下の写真の通り、彼岸花は咲いていない???

よくよく見ると茎の緑の先に1-2輪赤く咲いていた。今年は「早過ぎた?」と思って、土手の反対側に回ってみたら、」嬉しいことにかなり咲いていた。

関係者の人が、「彼岸花は20℃を下回らないと咲かない」とのこと。AIに聞いてみたら、その通りで、「20℃を下回るとスイッチが入る。過去には猛暑と雨不足が重なり、例年見頃を迎えるはずの彼岸花がほとんど咲かなかったという事例もある」とのこと。 いずれにしても一寸早かったが、見られて良かった!!!!!
とは言え、なぜ駐車場側の土手は殆ど咲いておらず、反対側が咲いているのだろうか? 勝手に理由を考えてみた。「駐車場側は南西に面しており、反対側は北西。駐車場側は夕方まで日照が有り、予熱で夜中の地温が北西斜面より高く,地温に差があった」と。
ここで、もう一つ。最初の土手の写真を見て欲しい。土手の上には桜が植えてある。この桜、もう殆ど葉を落としている。 これもAIに聞いてみた。「9/25日に桜は落葉する?⇨9月25日という日付で一斉に桜が落葉することはありません。多くの地域では、桜の紅葉と落葉が始まるのは、早くても10月下旬以降です。」とのこと。
見沼の柿と同じく桜も落葉!!!。思うに今年の夏は雨が降らない日が10日以上続き、降水量も異常に少なく、土地がカラカラに乾いていた。葉からの蒸散に耐え切れず、これらの木は自分で身を守ったようだ。来年の桜はどうなるか?心配だ。
ドライブ中、全く葉が落ちていない柿や桜も沢山有った。地下水やこまめな散水が関係しているか? 我が家の向日葵も自動水遣り器で持ちこたえたようだ。文明の利器はありがたい。